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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-21 / その他教養 / 学内講座コード:33

絵から読み解く孝行説話「二十四孝」 東アジアの時空をめぐる忘れられた物語

主催:学習院さくらアカデミー学習院さくらアカデミー 目白キャンパス(東京都)]
問合せ先:学習院さくらアカデミー TEL:03-5992-1040
開催日
4月22日(火)、 5月13日(火)、 6月10日(火)、 7月 8日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
12,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
神社やお寺の色鮮やかな彫物や狩野派の屏風「二十四孝図」、或いは歌舞伎「本朝二十四孝」や祇園祭りの孟宗山・郭巨山ー今でも意外と目にする機会のある「二十四孝」ですが、その内容や意味を知る人はあまりいないのではないでしょうか。本講座では、かつて日本人なら誰でも知っていた「二十四孝」の物語世界を、東アジアの様々な時代やメディアに描かれてきた絵を比較し読み解くことで、深く掘り下げます。さらに、江戸時代巻き起こった二十四孝ブーム(西鶴による二十四孝のパロディ小説『本朝二十不孝』など)を取り上げ、現代における孝行をめぐる問題についても皆さんと考えてみたいと思います。今期は、特に大舜と董永の物語を取り上げ、新しい視点からお話しする予定です。もちろん初めての方も歓迎します。

【講座スケジュール】
第1回 4月22日(火) 13:00~14:30 講師:宇野 瑞木
 親孝行はどこからきたのか?:「二十四孝」の紹介
第2回 5月13日(火) 13:00~14:30 講師:宇野 瑞木
 白象と鳥を伴い耕作した大舜(たいしゅん)の物語:孝子が天子になれば世界はうまく治まる?
第3回 6月10日(火) 13:00~14:30 講師:宇野 瑞木
 織女を妻にした董永(とうえい)の物語:樹木が孝子に縁結び!
第4回 7月 8日(火) 13:00~14:30 講師:宇野 瑞木
 親孝行とは何か?:江戸時代の「二十四孝」ブームを中心に

講師陣

名前 宇野 瑞木
肩書き 日本学術振興会特別研究員PD
プロフィール 「学術博士(東京大学)。2003年学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻修士課程修了。2013年東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論コース)博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PD。主な論文、『孝の表象とその機能ー二十四孝説話を基点として』。「日本中世における祖先供養の場と孝子説話」『説話文学研究』第42号、「後漢墓の祠堂における孝の表象ー扶桑樹と風・雲のモティーフをめぐって」『表象文化論研究』8号、「蓑笠姿の孟宗ー五山僧による二十四孝受容とその絵画化をめぐって」『東方学』122輯など。」
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