講座詳細情報
申し込み締切日:2014-01-15 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:W17
イタリア文化講座 近代の宗教・文化の諸問題
- 開催日
- 1月16日(木)、 2月13日(木)、 3月 6日(木)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 18:45~20:15
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
21世紀はローマ教皇庁に新たな動きが起こっています。ルネサンス時代以来、初の非イタリア人の教皇だったヨハネパウロ2世は早くも聖人への道を進んでいます。このあとのベネディクト16世もまた非イタリア系でしたが、中途で退任をし、目下新たな教皇に替わっています。現教皇フランシスコであり、イエズス会の出身です。ともに中世の著名な修道会を意識しての教皇名です。これに対し、イエズス会はルネサンスに誕生しました。本講座では、ローマカトリック教会が大きく変わる16世紀のトレント公会議の時代の宗教と文化の問題を考えてみたいと思います。それは宗教改革に対抗する姿勢が明らかであるとともに、カトリック文化を強く前面に出す時代でもありました。これはしばしばバロック芸術と呼ばれます。ルネサンスの社会や芸術とどう違うのかを考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 1月16日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
トレント公会議―その経緯と結果
第2回 2月13日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
公会議時代の文化
第3回 3月 6日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
バロック精神と世界
21世紀はローマ教皇庁に新たな動きが起こっています。ルネサンス時代以来、初の非イタリア人の教皇だったヨハネパウロ2世は早くも聖人への道を進んでいます。このあとのベネディクト16世もまた非イタリア系でしたが、中途で退任をし、目下新たな教皇に替わっています。現教皇フランシスコであり、イエズス会の出身です。ともに中世の著名な修道会を意識しての教皇名です。これに対し、イエズス会はルネサンスに誕生しました。本講座では、ローマカトリック教会が大きく変わる16世紀のトレント公会議の時代の宗教と文化の問題を考えてみたいと思います。それは宗教改革に対抗する姿勢が明らかであるとともに、カトリック文化を強く前面に出す時代でもありました。これはしばしばバロック芸術と呼ばれます。ルネサンスの社会や芸術とどう違うのかを考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 1月16日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
トレント公会議―その経緯と結果
第2回 2月13日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
公会議時代の文化
第3回 3月 6日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
バロック精神と世界
講師陣
名前 | 根占 献一 |
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肩書き | 学習院女子大学教授 |
プロフィール | 学習院女子大学教授。文学博士。イタリア・ルネサンスの文化と思想を研究。著作に『イタリア・ルネサンスの霊魂論―研究と翻訳』(編)、『ロレンツォ・デ・メディチ―ルネサンス期フィレンツェ社会における個人の形成』(南窓社)、『フィレンツェ共和国のヒューマニスト―イタリア・ルネサンスの研究I』、『共和国のプラトン的世界―イタリア・ルネサンスの研究』、最新作に『ルネサンス精神への旅』『哲学の歴史4 ルネサンス』(伊藤博明編)。 |