大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
江戸庶民文化の象徴ともいえる浮世絵からは、人々の暮らしや町の様子をうかがい知ることができます。今回のテーマは「安政の大地震(1855)と江戸の町」です。地震を引き起こすとされる鯰をモチーフにした「鯰絵」が多数作られ、人々は神様が鯰を退治する図を御符として買い求めました。復興の過程については、鯰絵以外に広重の風景画にも取り上げられています
これらの図を通して、江戸庶民がどのように地震を乗り切ったのか、見ていきます。

【講座スケジュール】
第1回 1月25日(土) 13:00～14:30 講師：藤澤 茜
　安政の大地震と鯰絵
第2回 2月22日(土) 13:00～14:30 講師：藤澤 茜
　鯰絵に見る江戸の復興
第3回 3月29日(土) 13:00～14:30 講師：藤澤 茜
　広重の風景画に見る江戸の復興

名前	藤澤 茜
肩書き	学習院大学講師
プロフィール	１９９８年学習院大学大学院博士後期課程修了。文学博士。学習院大学非常勤講師。著書に「歌川派の浮世絵と江戸出版界」（勉誠出版）、浮世絵が創った江戸文化」（笠間書院）、「藤間家所蔵浮世絵全覧」（公孫樹舎）がある。