大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
今回の『吾妻鏡』の特別編では、昨年に引きつづき承久の乱を勉強します。敗者とされた後鳥羽院と、配流されたり斬罪となった貴族たちの動きについて考えます。前回は武家の視点から、今回は公家の立場から、承久合戦での戦争責任について『承久記』なども参考に考えます。
『吾妻鏡』の入門のための特別講義です。心に残る和様漢文体のおもしろさを楽しんでください。

【講座スケジュール】
第1回 1月27日(月) 13:00～14:30 講師：関 幸彦
　承久の乱の経過(京都の動向)
第2回 2月 3日(月) 13:00～14:30 講師：関 幸彦
　敗者たちのその後(斬罪の人々)
第3回 3月24日(月) 13:00～14:30 講師：関 幸彦
　敗者たちのその後(流罪の人々)

【注意事項】
*参考図書「吾妻鏡必携」、「承久の乱と後鳥羽院」(吉川弘文館)

名前	関 幸彦
肩書き	日本大学教授・学習院女子大学講師
プロフィール	１９８５年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位修得。日本大学教授。学習院女子大学非常勤講師。著書「蘇る中世の英雄たち」（中公新書）、「武士の誕生」（NHK出版）、共著「闘諍と鎮魂の中世」（山川出版社）、「その後の東国武士団」（吉川弘文館）など。