講座詳細情報
申し込み締切日:2013-10-06 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:40
フランス美術の「近代」 ダヴィッドとドラクロワ~現実と寄り添う歴史画~
- 開催日
- 10月 7日(月)、10月21日(月)、11月11日(月)、11月25日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
1789年フランス革命勃発、1804年ナポレオン第一帝政樹立、1815年王政復古、1830年七月革命…18世紀末から19世紀初頭にかけて、フランスは未曽有の政治的・社会的変革期を迎えました。美術の世界もこれと無縁ではなく、現実に進行する現代史の出来事が、聖書やギリシャ神話にかわって「歴史画」の主題として選ばれていきました。ダヴィッドとドラクロワの絵画作品を中心に、多くのスライド画像を交えて、こうした歴史画の変化について考察してまいります。本講座では今年度から数回にわたり、フランス美術の「近代」を振りかえります。
【講座スケジュール】
第1回 10月 7日(月) 15:00~16:30 講師:吉田 紀子
ダヴィッド≪マラーの死≫(1793年):フランス革命と美術
第2回 10月21日(月) 15:00~16:30 講師:吉田 紀子
ダヴィッド≪皇帝ナポレオン一世の聖別式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠≫(1805~1807年):皇帝首席画家の役割
第3回 11月11日(月) 15:00~16:30 講師:吉田 紀子
ドラクロワ≪キオス島の虐殺≫(1824年):災厄のテーマとオリエンタリズム
第4回 11月25日(月) 15:00~16:30 講師:吉田 紀子
ドラクロワ≪民衆を率いる自由の女神≫(1830年):「僕は現代の主題にとりかかった…バリケードの絵だ」
1789年フランス革命勃発、1804年ナポレオン第一帝政樹立、1815年王政復古、1830年七月革命…18世紀末から19世紀初頭にかけて、フランスは未曽有の政治的・社会的変革期を迎えました。美術の世界もこれと無縁ではなく、現実に進行する現代史の出来事が、聖書やギリシャ神話にかわって「歴史画」の主題として選ばれていきました。ダヴィッドとドラクロワの絵画作品を中心に、多くのスライド画像を交えて、こうした歴史画の変化について考察してまいります。本講座では今年度から数回にわたり、フランス美術の「近代」を振りかえります。
【講座スケジュール】
第1回 10月 7日(月) 15:00~16:30 講師:吉田 紀子
ダヴィッド≪マラーの死≫(1793年):フランス革命と美術
第2回 10月21日(月) 15:00~16:30 講師:吉田 紀子
ダヴィッド≪皇帝ナポレオン一世の聖別式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠≫(1805~1807年):皇帝首席画家の役割
第3回 11月11日(月) 15:00~16:30 講師:吉田 紀子
ドラクロワ≪キオス島の虐殺≫(1824年):災厄のテーマとオリエンタリズム
第4回 11月25日(月) 15:00~16:30 講師:吉田 紀子
ドラクロワ≪民衆を率いる自由の女神≫(1830年):「僕は現代の主題にとりかかった…バリケードの絵だ」
講師陣
名前 | 吉田 紀子 |
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肩書き | 中央大学准教授 |
プロフィール | 学習院大学大学院を経て、2003年パリ第十大学大学院博士課程修了。美術史学博士。西洋近代美術史・デザイン史専攻。2006年より中央大学准教授(現在に至る)。2012~2013年西パリ大学客員研究員。 |