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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-24 / その他教養 / 学内講座コード:33

絵から読み解く中国「二十四孝」 東アジア社会における親孝行

主催:学習院さくらアカデミー学習院さくらアカデミー 目白キャンパス(東京都)]
問合せ先:学習院さくらアカデミー TEL:03-5992-1040
開催日
9月25日(水)、10月 9日(水)、10月23日(水)、11月 6日(水)、11月20日(水)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
「親孝行」とは何でしょうか。この言葉から、何を思い浮かべますか?親孝行の思想は中国から入ってきましたが、中国と日本では大きく異なります。本講座では、親孝行の物語「二十四孝」の絵を読み解きながら、日中の親孝行の違いや親子の関係について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。二十四孝は、古代中国から江戸時代まで、お墓の壁画や屏風、絵巻、版本挿絵、浮世絵などさまざまなメディアに表現されてきました。二十四孝の中で「孟宗」と「郭巨」の絵と話を取り上げます。

【講座スケジュール】
第1回 9月25日(水) 15:00~16:30 講師:宇野 瑞木
 親孝行という思想の源流:「二十四孝」の紹介を中心に
第2回 10月 9日(水) 15:00~16:30 講師:宇野 瑞木
 孟宗像を変えたのは誰か?:古代中国の墳墓壁画から江戸文学の挿絵まで
第3回 10月23日(水) 15:00~16:30 講師:宇野 瑞木
 我が子か親か?究極の選択:郭巨の黄金の釜
第4回 11月 6日(水) 15:00~16:30 講師:宇野 瑞木
 江戸時代の親孝行ブーム:西鶴の『本朝二十不孝』、黄表紙など
第5回 11月20日(水) 15:00~16:30 講師:宇野 瑞木
 親孝行したい時に親はなし(老老介護)

講師陣

名前 宇野 瑞木
肩書き 日本学術振興会特別研究員PD
プロフィール 2003年学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻修士課程修了。2013年東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論コース)博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PD。主な論文、『孝の表象とその機能――二十四孝説話を基点として』(2013年4月)「日本中世における祖先供養の場と孝子説話」『説話文学研究』第42号(2007年7月)、「後漢墓の祠堂における孝の表象――扶桑樹と風・雲のモティーフをめぐって」『表象文化論研究』8号(2009年3月)、「蓑笠姿の孟宗――五山僧による二十四孝受容とその絵画化をめぐって」『東方学』122輯(2011年7月)など。
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