大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
鎌倉時代には、貴族や寺社ばかりでなく、武士もさかんに造寺造仏を行うようになります。そして美術のスタイルに、大きな変化が起こりました。今期は鎌倉時代の仏教美術を、表現の特徴という面から検討していきます。新たな作風を確立した仏師の動きにも注目し、また新様式成立の要因となった古典(奈良時代～平安時代前期)や宋の文物の影響を探ります。

【講座スケジュール】
第1回 10月 2日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　新たな美意識(仏画)
第2回 10月16日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　新たな美意識(仏像)
第3回 11月 6日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　仏師の動向
第4回 11月20日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　古典の学習
第5回 12月 4日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　宋風摂取

名前	吉田 典代
肩書き	学習院大学講師
プロフィール	１９９３年学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位修得。哲学博士。学習院大学非常勤講師。NHK 学園講師。著書に「日本の仏教美術の流れ」（NHK学園テキスト）、「仏像の美・形と精神・その鑑賞法」（NHK学園）、「仏像の美―仏像を究める」（ＮＨＫ学園、非売品）など。