大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
「神仙郷」とよばれた吉野をぬきにして古代天皇家の歴史を語ることはできません。そもそも吉野宮はいつ誰によって、何のために造営されたのでしょう。壬申の乱の前夜、天武天皇はなぜ吉野宮に入ったのでしょうか。持統天皇が何度も吉野宮に脚をはこんだのはいったいどうしてでしょうか。吉野を回路にして古代王権の歴史をたどります。

【講座スケジュール】
第1回 9月25日(水) 13:00～14:30 講師：遠山 美都男
　伝承の吉野
第2回 10月 9日(水) 13:00～14:30 講師：遠山 美都男
　吉野宮の創造
第3回 10月23日(水) 13:00～14:30 講師：遠山 美都男
　大海人皇子、吉野へ
第4回 11月13日(水) 13:00～14:30 講師：遠山 美都男
　繰り返される行幸
第5回 11月27日(水) 13:00～14:30 講師：遠山 美都男
　持統から文武へ
第6回 12月11日(水) 13:00～14:30 講師：遠山 美都男
　文武から聖武へ

名前	遠山 美都男
肩書き	学習院大学講師
プロフィール	１９８７年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程中退。博士（史学）。学習院大学非常勤講師。著書に「天皇誕生」（中公新書）「天皇と日本の起源」（講談社現代新書）、「古代日本の女帝とキサキ」（角川叢書）、「蘇我氏四代―臣、罪を知らず」（ミネルヴァ書房）「古代の皇位継承」（吉川弘文館）。