講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-05 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:S03
歴史学に学ぶとは 日本史の虚像と実像
- 開催日
- 10月 6日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 90
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
歴史像は、史料に基づいて歴史研究者によって創造されます。そしてひとたび形成された歴史像は、やがて通説となり社会の常識となって語り継がれることになります。江戸時代に例を取るならば、(1)生類憐み令という悪法によって、庶民は迷惑をこうむった。(2)鎖国とはいえ朝鮮通信使を通して日本・朝鮮は友好関係にあった。(3)明治維新によって江戸時代は否定され、断絶がもたらされた。これら3例は、虚像とみるべきでしょう。それでは、実像は何か?虚像が生まれた理由もあわせて説明しましょう。
【講座スケジュール】
第1回 10月 6日(土) 10:40~12:10 講師:高埜 利彦
歴史像は、史料に基づいて歴史研究者によって創造されます。そしてひとたび形成された歴史像は、やがて通説となり社会の常識となって語り継がれることになります。江戸時代に例を取るならば、(1)生類憐み令という悪法によって、庶民は迷惑をこうむった。(2)鎖国とはいえ朝鮮通信使を通して日本・朝鮮は友好関係にあった。(3)明治維新によって江戸時代は否定され、断絶がもたらされた。これら3例は、虚像とみるべきでしょう。それでは、実像は何か?虚像が生まれた理由もあわせて説明しましょう。
【講座スケジュール】
第1回 10月 6日(土) 10:40~12:10 講師:高埜 利彦
備考
【注意事項】
*本講座は、としまコミュニティ大学共催講座です*本講座は、複数受講割引対象外講座です。
*本講座は、としまコミュニティ大学共催講座です*本講座は、複数受講割引対象外講座です。
講師陣
名前 | 高埜 利彦 |
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肩書き | 学習院大学教授 |
プロフィール | 1972年東京大学文学部卒業。同大学院を経て1974年東京大学史科編纂所所員。1990年より学習院大学文学部史学科教授、現在に至る。2008年同大学大学院アーカイブズ学専攻教授。専門は江戸時代史(天皇・朝廷研究、宗教史、相撲)、アーカイブズ学(記録史料学)。日本学術会議会員、日本歴史学協会会長、日本アーカイブズ学会前会長、文化審議会文化財分科会専門委員。著書、「近世日本の国家権力と宗教」(東京大学出版会、1989)、日本の歴史13 元禄享保の時代」(集英社、1992)、「江戸幕府と朝廷」(山川出版社、2001)など。 |