大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
平安時代後期には、美しく装飾された仏像・仏画・経典が量産されています。その背景となったのは、末法の時代の到来でした。それは現世では悟りを得ることができないとみなされた時代で、人々はほとけに対し、国家の安泰のみならず、自分の救済を強く求めていくようになります。彼らが支持した法華経・阿弥陀信仰・密教の3ジャンルに焦点を絞り、思想と美術の特徴を探ります。

【講座スケジュール】
第1回 9月19日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　平安時代後期の仏教
第2回 10月 3日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　法華経の美術
第3回 10月31日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　阿弥陀信仰の美術
第4回 11月21日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　阿弥陀信仰の美術
第5回 12月 5日(水) 13:00～14:30 講師：吉田 典代
　密教の美術

名前	吉田 典代
肩書き	学習院大学講師
プロフィール	１９９３年学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位修得。哲学博士。学習院大学非常勤講師。NHK 学園講師。著書に「日本の仏教美術の流れ」（NHK学園テキスト）、「仏像の美・形と精神・その鑑賞法」（NHK学園）、「仏像の美―仏像を究める」（ＮＨＫ学園、非売品）など。