講座詳細情報
申し込み締切日:2012-04-16 / その他教養 / 学内講座コード:S05
「東北学」への誘い 東日本大震災と東北
- 開催日
- 4月17日(火)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 90
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
2011年3月11日、東日本大震災は東北を直撃しました。大地震と大津波、そして原発事故が重なり、きわめて複雑な被災状況が生まれています。それは、単なる自然災害から自然と人為が絡まりあった複合災害へと大きく変貌したのです。東日本大震災の舞台となった東北地方は、多くの人々にとってはるかに遠く未知なる世界ではないでしょうか?そこに「東北とは何か」という問いが生まれてきます。この二十数年間、自ら東北の山あいの村や海沿いの町をフィールドとして「歩く」「見る」「聞く」「書く」ことや取材の旅を重ねてきたことで、今まで隠されていた東北が明らかになってきました。それは「みちのく」と呼ばれた古めかしい東北であると同時に、これから数十年の歳月をかけて辿り着くはずであった将来の東北です。この講座では精神史のなかの東北についてお話ししたいと思います。新たな視点で東北の今とこれからを一緒に考えてみませんか?
2011年3月11日、東日本大震災は東北を直撃しました。大地震と大津波、そして原発事故が重なり、きわめて複雑な被災状況が生まれています。それは、単なる自然災害から自然と人為が絡まりあった複合災害へと大きく変貌したのです。東日本大震災の舞台となった東北地方は、多くの人々にとってはるかに遠く未知なる世界ではないでしょうか?そこに「東北とは何か」という問いが生まれてきます。この二十数年間、自ら東北の山あいの村や海沿いの町をフィールドとして「歩く」「見る」「聞く」「書く」ことや取材の旅を重ねてきたことで、今まで隠されていた東北が明らかになってきました。それは「みちのく」と呼ばれた古めかしい東北であると同時に、これから数十年の歳月をかけて辿り着くはずであった将来の東北です。この講座では精神史のなかの東北についてお話ししたいと思います。新たな視点で東北の今とこれからを一緒に考えてみませんか?
備考
【注意事項】
本講座は、複数受講割引対象外講座です。
本講座は、複数受講割引対象外講座です。
講師陣
名前 | 赤坂 憲雄 |
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肩書き | 学習院大学教授 |
プロフィール | 東京都出身。学習院大学教授。福島県立博物館館長。遠野文化研究センター所長。専門は東北文化論と日本思想史。「東北学」を掲げて、地域学の可能性を問いかけてきたが、最近は、あらたな近代思想史へのアプローチの道を探りはじめている。主な著書に、『異人論序説』(ちくま学芸文庫)、『山の精神史』(小学館ライブラリー)、『東北学忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『東西南北考』(岩波新書)、『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)、『東北知の鉱脈』(荒蝦夷)、『婆のいざない』(柏書房)ほか多数。 |