大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
江戸時代に開花した町人文化の象徴ともいえるのが、歌舞伎と浮世絵です。歌舞伎は浮世絵の重要な画題であり、浮世絵版画に着想を得て歌舞伎が作られるなど、両者は相互に影響して発展してきました。本講座では、十二支をはじめ様々な動物が登場する演目にスポットを当て、役者の演技や舞台裏などを描いた浮世絵を取り上げます。当時の歌舞伎の雰囲気を味わいながら、現代の役者の演技も鑑賞し、人気演目の魅力にせまります。

【講座スケジュール】
第1回 5月16日(水) 　歌舞伎に見る十二支の動物(1)
第2回 5月30日(水) 　歌舞伎に見る十二支の動物(2)
第3回 6月13日(水) 　歌舞伎に見る十二支の動物(3)
第4回 6月27日(水) 　南総里見八犬伝
第5回 7月11日(水) 　人に化ける―猫・狐

名前	藤澤 茜
肩書き	学習院大学講師
プロフィール	１９９８年学習院大学大学院博士後期課程修了。文学博士。 学習院大学非常勤講師。著書「歌川派の浮世絵と江戸出版界」（勉誠出版）など。近著に「奇想の江戸挿絵（分担執筆）」（集英社）。