講座詳細情報
申し込み締切日:2011-10-05 / 世界史:芸術・文化 / 学内講座コード:37
イタリア文化講座 ローマ教皇たちとルネサンス文化
- 開催日
- 10月 6日(木)、11月10日(木)、12月 1日(木)、 1月12日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 18:45~20:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
今年はイタリア統一誕生150年(1861年~2011年)ということで、本国イタリアでは数々の催し物が行われています。リソルジメント(イタリア統一運動)により、最初首都がトリノに置かれてのちフィレンツェに移り、ほぼ10年かけていよいよローマに移っていくことになります。そのローマは教皇国家でした。このローマは15世紀半ばから近代のローマに変貌していくのですが、改めて教皇庁がイタリア統一に果たした役割が注目されています。アルプス以北の諸地域のようにプロテスタント支配の地がイタリアに創出されなかったことは、ローマ教皇の存在が大きかったのではないか、その点でルネサンス教皇の誕生はこれに繋がるのではないか、というわけです。本講座では特に15世紀の主要教皇たちを取り上げ、その歴史的、文化的役割を見ていくことにしましょう。
【講座スケジュール】
第1回 10月 6日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
ニコラウス5世と堅実なルネサンス文化―ローマ・ルネサンスの始まり
第2回 11月10日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
ピウス2世と華やかなルネサンス文化―ドイツとトルコも視野に収めながら
第3回 12月 1日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
シクストゥス4世と権力文化―パトロン(メチェナーテ)とネポティズモ
第4回 1月12日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
アレクサンデル6世と異教文化―世俗化するルネサンス
今年はイタリア統一誕生150年(1861年~2011年)ということで、本国イタリアでは数々の催し物が行われています。リソルジメント(イタリア統一運動)により、最初首都がトリノに置かれてのちフィレンツェに移り、ほぼ10年かけていよいよローマに移っていくことになります。そのローマは教皇国家でした。このローマは15世紀半ばから近代のローマに変貌していくのですが、改めて教皇庁がイタリア統一に果たした役割が注目されています。アルプス以北の諸地域のようにプロテスタント支配の地がイタリアに創出されなかったことは、ローマ教皇の存在が大きかったのではないか、その点でルネサンス教皇の誕生はこれに繋がるのではないか、というわけです。本講座では特に15世紀の主要教皇たちを取り上げ、その歴史的、文化的役割を見ていくことにしましょう。
【講座スケジュール】
第1回 10月 6日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
ニコラウス5世と堅実なルネサンス文化―ローマ・ルネサンスの始まり
第2回 11月10日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
ピウス2世と華やかなルネサンス文化―ドイツとトルコも視野に収めながら
第3回 12月 1日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
シクストゥス4世と権力文化―パトロン(メチェナーテ)とネポティズモ
第4回 1月12日(木) 18:45~20:15 講師:根占 献一
アレクサンデル6世と異教文化―世俗化するルネサンス
講師陣
名前 | 根占 献一 |
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肩書き | 学習院女子大学教授 |
プロフィール | 学習院女子大学教授。文学博士。イタリア・ルネサンスの文化と思想を研究。著作に『イタリア・ルネサンスの霊魂論―研究と翻訳』(編)、『ロレンツォ・デ・メディチ―ルネサンス期フィレンツェ社会における個人の形成』(南窓社第20回マルコ・ポーロ賞)、『フィレンツェ共和国のヒューマニスト―イタリア・ルネサンスの研究I』、『共和国のプラトン的世界―イタリア・ルネサンスの研究』、最新作に『ルネサンス精進への旅』『哲学の歴史4 ルネサンス』(伊藤博明編、第62回毎日出版文化賞特別賞)。 |