講座詳細情報
申し込み締切日:2011-04-01 / 芸術・文化 / 学内講座コード:S02
名画に見る伝統と革新 カラヴァッジオ作《エマオの晩餐》を例として
- 開催日
- 4月 2日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 80
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
ヨーロッパ絵画史上、名作と呼ばれる作品は、間違いなく優れた革新性を備えています。けれども、同時に、優れた作品であればあるほど、それ以前の美術の流れ、美術の伝統をしっかりと踏まえていることも、また事実です。この特別講座は、そのような名画の持つ特質を、17世紀初頭に活躍したカラヴァッジオの《エマオの晩餐》を例として解き明かそうというものです。この作品がルネサンス以来のイタリア絵画の伝統をどれほど踏まえているか、そしてまた、この作品がどのような革新性をもって同時代や後代に大きな影響を与えたのか、そうした二つの側面を明らかにします。なお、本年の春期講座「西洋美術の文法入門―名作に見る西洋絵画の流れ」では、本特別講座で行うような作品の分析・検討を、さらに時代やジャンルを広げて、ルネサンス期から20世紀初頭まで、8点の作品について行ないます。
【講座スケジュール】
第1回 4月 2日(土) 13:00~14:30 講師:有川 治男
ヨーロッパ絵画史上、名作と呼ばれる作品は、間違いなく優れた革新性を備えています。けれども、同時に、優れた作品であればあるほど、それ以前の美術の流れ、美術の伝統をしっかりと踏まえていることも、また事実です。この特別講座は、そのような名画の持つ特質を、17世紀初頭に活躍したカラヴァッジオの《エマオの晩餐》を例として解き明かそうというものです。この作品がルネサンス以来のイタリア絵画の伝統をどれほど踏まえているか、そしてまた、この作品がどのような革新性をもって同時代や後代に大きな影響を与えたのか、そうした二つの側面を明らかにします。なお、本年の春期講座「西洋美術の文法入門―名作に見る西洋絵画の流れ」では、本特別講座で行うような作品の分析・検討を、さらに時代やジャンルを広げて、ルネサンス期から20世紀初頭まで、8点の作品について行ないます。
【講座スケジュール】
第1回 4月 2日(土) 13:00~14:30 講師:有川 治男
備考
【注意事項】
*P.3Our Teacher、P.39今春担当講座をご参照ください。
*本講座は、複数受講割引対象外講座です。
*P.3Our Teacher、P.39今春担当講座をご参照ください。
*本講座は、複数受講割引対象外講座です。
講師陣
名前 | 有川 治男 |
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肩書き | 学習院大学教授 |
プロフィール | 1979年東京大学大学院博士課程単位修得(美術史学)。国立西洋美術館研究員主任研究官。学習院大学文学部教授。著書「カンディンスキー」「デューラー」「ベルリン美術館」など。 |