大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
小学校の高学年になると、子どもたちの心身の成長は新しい局面を迎えます。中学生から高校生にかけて、意欲の低下、イライラ、思いがけない行動が出現したり、親子間のコミュニケーションがとりづらくなることがあります。この困難な時期、子どもたちは、どのように心身の成長を体験し、自我を確立していくのでしょうか? 周囲の大人に求められるのはどのような対応なのでしょうか?
思春期の心理相談にかかわる臨床心理士とともに、大人に求められる対応について考えてみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 5月19日(木) 10:40～12:10 講師：吉川 眞理
　子どもから大人への変容としての思春期
第2回 6月 2日(木) 10:40～12:10 講師：吉川 眞理
　思春期における新しい自分の発見
第3回 6月16日(木) 10:40～12:10 講師：吉川 眞理
　困難に立ち向かう力は、どこから発生するのか?

名前	吉川 眞理
肩書き	学習院大学文学部心理学科准教授
プロフィール	京都大学大学院博士課程修了(平成2年)。臨床心理士。平成13年京都大学教育学博士取得。平成4年より山梨大学教育(教育人間科)学部、平成14年4月より学習院大学文学部着任。学習院大学文学部心理学科准教授。心理療法および心の発達危機への介入やケアの実践理論の研 究に取り組む。著書(共著)『よくわかる心理臨床』(ミネルヴァ書房)、『心理アセスメントと診断』(培風館)、『臨床ハンドテストの実際』(誠信書房)。