大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
後期ルネサンス文化華やかなりし16世紀イタリアの宮廷では“マドリガーレ”と呼ばれる声楽曲が大ヒットしていました。宮廷詩人らによって詠まれた詩を歌詞とし、当時の人気作曲家たちが腕をふるったこの多声歌曲は、まさに貴族のための音楽であり、高貴な人々のハートをわしづかみにしていたのです。本講座では当時のヒット・メーカーであるルカ・マレンツィオの作品を取り上げ、その魅力を演奏、鑑賞、歌詞・楽曲分析などを通して探っていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 5月 7日(土) 13:30～15:00 講師：彌勒 忠史、佐藤 亜紀子
　私の愛しい輝く星に告げたDissi a l’amata mia lucida stella
第2回 5月21日(土) 13:30～15:00 講師：彌勒 忠史、佐藤 亜紀子
　西風は戻り美しい季節を連れ戻すZefiro torna e’l bel tempo rimena
第3回 6月25日(土) 13:30～15:00 講師：彌勒 忠史、佐藤 亜紀子
　ティルシは死を望んだTirsi morir volea
第4回 7月 9日(土) 13:30～15:00 講師：彌勒 忠史、佐藤 亜紀子
　千回の口づけをBaciami mille volte

【テキスト】
*参考図書「イタリア貴族養成講座」集英社新書
【注意事項】
彌勒先生関連特別講座「S06マドリガーレを歌おう!」もご参照ください。

名前	彌勒 忠史
肩書き	声楽家、在日本フェッラーラ・ルネサンス大使
プロフィール	千葉大学卒業。同学大学院修了。東京芸術大学声楽科卒業。ロム・アルメ古楽協会オーディション優勝。イタリア国内外劇場でのオペラ、演奏会に出演。伊国立フレスコバルディ音楽院元講師。在日本フェッラーラ・ルネサンス文化大使。トロヴァトーリ・レヴァンティ他主宰。バル・ダンツァ文化協会創設会員。日本演奏連盟会員。「イタリア貴族養成講座」（集英社）、CD「シレーヌたちのハーモニー」（タクトゥス）など。

名前	佐藤 亜紀子
肩書き	リュート奏者・東京芸術大学古楽科助手
プロフィール	－