大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
江戸時代に開花した町人文化の象徴ともいえるのが、歌舞伎と浮世絵です。歌舞伎は浮世絵の重要な画題であり、また浮世絵に着想を得て作劇するという現象も見られるほど、両者は相互に影響し発展してきました。
本講座では、歌舞伎の一年の興行形態に注目し、季節感あふれる演目や行事について、浮世絵を通じて読み解いていきます。当時の歌舞伎の雰囲気を味わいながら、現代の役者の演技を鑑賞し、歌舞伎の魅力にせまります。

【講座スケジュール】
第1回 5月11日(水) 10:30～12:00 講師：藤澤 茜
　初春狂言― 三番叟・曽我物を中心に
第2回 5月25日(水) 10:30～12:00 講師：藤澤 茜
　弥生狂言― お家騒物と御殿女中
第3回 6月 8日(水) 10:30～12:00 講師：藤澤 茜
　盆狂言― 怪談物で涼しさを
第4回 6月22日(水) 10:30～12:00 講師：藤澤 茜
　秋狂言― 一年の名残の興行
第5回 7月 6日(水) 10:30～12:00 講師：藤澤 茜
　顔見世狂言― 人気役者の共演

名前	藤澤 茜
肩書き	学習院大学講師
プロフィール	１９９８年学習院大学大学院博士後期課程修了。文学博士。 学習院大学非常勤講師。著書「歌川派の浮世絵と江戸出版界」（勉誠出版）など。近著に「奇想の江戸挿絵（分担執筆）」（集英社）。