大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
従来、平安時代は貴族が色恋や歌舞音曲にうつつをぬかした、雅びだが浪費的な停滞した時代とみなされることが一般的でした。こうした平安時代観の呪縛を解いて、世界史上にまれな長期の平和安定期としての平安時代という視点から、この時代を見つめ直してみます。特に「平和」をキーワードにして、貴族の学問や信仰、そして日々の暮らしぶりなどの面に焦点をあてて考えてみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 4月25日(月) 10:40～12:10 講師：鈴木 哲
　偏った平安時代観
第2回 5月 9日(月) 10:40～12:10 講師：鈴木 哲
　平安貴族と儀礼制度
第3回 5月23日(月) 10:40～12:10 講師：鈴木 哲
　平安貴族の学問と貴族精神
第4回 6月 6日(月) 10:40～12:10 講師：鈴木 哲
　平安貴族の信仰世界
第5回 6月20日(月) 10:40～12:10 講師：鈴木 哲
　平安貴族の暮らしぶり
第6回 7月 4日(月) 10:40～12:10 講師：鈴木 哲
　平安貴族の武士観

名前	鈴木 哲
肩書き	日本大学国際関係学部教授
プロフィール	１９７６年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程修了。１９９９年より日本大学国際関係学部教授。著書「文明と文化の諸相」（南窓社）、共著「中世日本の地域的諸相」（南窓社）、「怨霊の宴」（新人物往来社）、「闘諍と鎮魂の中世」（山川出版社）など。