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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-12-01 / 芸術・文化 / 学内講座コード:011

紫式部『源氏物語』と芸能

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
12月8日、15日、22日
講座回数
3
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

こんなに楽しい伝統芸能の世界14

第1回 紫式部の素顔に迫る【担当講師:宮瀧 交二、小林 晋也】
 NHKテレビの大河ドラマ『光る君へ』で注目を集めている紫式部の『源氏物語』ですが、そもそも紫式部とは、どのような人物だったのでしょうか? そして『源氏物語』が、今なお親しまれているのは何故なのでしょうか? こうした問題に対する研究の現状を、第2回目以降の講義の前段として、わかりやすくお話します。
 
第2回 能にみる紫式部とその時代【担当講師:小林 晋也】
 能には200番のレパートリーの中に新作を含め源氏物語典拠の曲が13番あります。その中には紫式部そのものを登場人物とする曲もあります。それらはどの様な曲なのか?!また紫式部の時代の藤原道長や和泉式部、安倍晴明なども能は典拠とした曲がありますが、それらはどの様な曲なのかも考察し、最後に受講生のみなさんと一緒にそれらの曲の一節を゛謡い゛゛舞い゛能を体験していただきます。 

第3回 源氏物語の芸能や楽器【担当講師:姥浦 理紗、小林 晋也】
 最終回は紫式部「源氏物語」の時代の芸能とはどの様なものか?!考察します。紫式部の生きた平安時代中期(西暦千年頃)の日本には、どの様な芸能があったのかを考察しその中でも、どの様な楽器があったのかを考察してみます。その後に能楽師、太鼓方、金春流の姥浦理紗先生に、能楽の太鼓についての説明や、シテ方小林晋也と一緒に、源氏物語の能の一部実演や、体験などをお願いします。

講師陣

名前 宮瀧交二
肩書き 大東文化大学文学部歴史文化学科教授、図書館長
プロフィール 立教大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻(日本史専修)博士予備論文提出退学。博士(学術)[新潟大学大学院現代社会文化研究科]。専門は日本古代史、博物館学、観光歴史学。著書に『岡倉天心 思想と行動』[共著]他。(公社)日本博物館協会 平成25年度棚橋賞受賞。歴史科学協議会『歴史評論』編集長等で活動中。
名前 小林晋也
肩書き 重要無形文化財保持者総合認定、宝生流職分能楽師
プロフィール 6歳に宝生宗家に入門。能楽師として関東を中心に全国、ときに海外での能公演。演劇、クラブミュージックなど他のジャンルとのコラボレーション。能で健康体操。小学校での能授業、中学高校での部活動、大学サークル指導。市民サークル「能楽を楽しむ会」自身の素人弟子の同門会「晋宝会」を主宰して活動中。
名前 姥浦理紗
肩書き 能楽師、囃子方 太鼓 金春流
プロフィール 1986年生まれ。太鼓方金春流。故・金春國和、三島元太郎、桜井均、大川典良に師事。公益社団法人能楽協会会員。平成二十七年 舞囃子「鞍馬天狗」にて初舞台。令和二年 国立能楽堂第九期能楽研修卒業。これまでに乱、石橋を被曲。神奈川県横浜市磯子区久良岐能舞台にて月2回の教室あり。
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