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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-14 / 日本史 / 学内講座コード:009

日本の失敗史-Part2-

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
土曜日
10月21日
11月18日、25日
講座回数
3
時間
10:00~11:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

第1回 源義経の失敗【担当講師:落合 義明】
 悲劇的英雄としてしられる源義経(1159~1189)は、後世様々な伝承に彩られた人物でもあります。最終的には兄頼朝と対立し、滅びることとなりますが、果たして義経は、「判官贔屓」ということわざ通りの、世間から同情を買うような人物なのでしょうか。本講義では、義経の行動はむしろ「失敗」ではなかったか、という視点から中世武士社会を探ってみたいと思います。

第2回 平将門の乱の再検討【担当講師:宮瀧 交二】
 天慶2(939)年、下総国の武将であった平将門(たいらのまさかど)は、自ら「新皇」と称して、常陸国府を焼き払い上野国府・下野国府を襲撃するなどして、朝廷の支配に反旗を翻(ひるがえ)しましたが、後に鎮圧されました。この平将門の乱の真相は何であったのか、また、将門の果たした役割は今どのように評価出来るのか、この機会に御一緒に考えてみましょう。

第3回 『太平記』に描かれた女性とその失敗-後醍醐天皇をめぐる女性たち【担当講師:井野上 眞弓】
 本講座では『太平記』を取り上げ、『太平記』に描かれた女性たちの生き様を「失敗の歴史」の観点から問い直してみたいと考えます。後醍醐天皇の寵愛を背景に権勢を振るい、南北朝の動乱の一因になったとされる女性、後に「悪女」のレッテルを貼られた阿野廉子を中心に、中世女性の置かれた位置の変化を一緒に探って参りましょう。 

講師陣

名前 落合義明
肩書き 大東文化大学文学部歴史文化学科教授
プロフィール 東海大学大学院博士後期課程修了 博士(文学)。専門は日本中世史。著書に『中世東国武士と本拠』他。第70回毎日出版文化賞企画部門受賞(『現代語訳 吾妻鏡』)。武蔵武士に関する講演会、ラジオ出演、多くの論文を執筆中。
名前 宮瀧交二
肩書き 大東文化大学文学部歴史文化学科教授、図書館長
プロフィール 立教大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻(日本史専修)博士予備論文提出退学。博士(学術)[新潟大学大学院現代社会文化研究科]。専門は日本古代史、博物館学、観光歴史学。著書に『岡倉天心 思想と行動』[共著]他。(公社)日本博物館協会 平成25年度棚橋賞受賞。歴史科学協議会『歴史評論』編集長等で活動中。
名前 井野上眞弓
肩書き 大東文化大学文学部歴史文化学科非常勤講師、東海大学文学部文明学科非常勤講師
プロフィール 東海大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程単位取得退学 修士(文学)。専門は日本文化史、比較文明学。著書に『日本社会における仏と神』(共著)他。比較文明学会会員。
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