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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-06-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:011

徳川家康と芸能

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
7月7日、14日、21日
講座回数
3
時間
10:30~12:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

こんなに楽しい伝統芸能の世界13

第1回 家康の時代の芸能【担当講師:宮瀧 交二、小林 晋也】
 徳川家康の生きた時代(戦国時代末期、安土桃山時代、江戸初期)には、どの様な芸能(能、歌舞伎、人形浄瑠璃など)が、日本にはあったのか!?また家康自身は、それらの芸能とは、どの様な関わりがあったのか!?それらの事を考察し、資料映像なども用いて講義します。その後、家康自身も幼少時より嗜んだといわれる、能の一節を受講生のみなさんにも体験して頂き往時に思いを馳せて頂きます。

第2回 家康と能【担当講師:小林 晋也】
 世阿弥の後裔たる観世大夫より稽古を受け、また庇護してきた家康は生涯、能を重視しました。観能するだけでなく自らも謡い舞い、それは時に、信長や秀吉などと一緒することもあり、開府してからは、式楽とし代々徳川家に引き継がれました。それらのことを講義して、最後に武士の嗜みともなった、武道にも通ずる身体技法である能の動きや、腹式呼吸の謡いを、みなさんにも体験して頂きます。

第3回 家康に仕えた能役者【担当講師:内田 輝幸、小林 晋也】
 家康は能を嗜むだけではなく、世阿弥の後継たる観世大夫や、たくさんの能役者を庇護しました。その中には、今でも続いている家(流派)もたくさんあります。その辺りについて講義をした後に、実際に家康に仕えた大鼓葛野流、流祖葛野九郎兵衛についてや、大鼓とはどの様な楽器かなどの講義、ならびに一部実演、体験を葛野流大鼓、能楽師内田師に御願いして、みなさんにも能に親しんで頂きます。

講師陣

名前 宮瀧交二
肩書き 大東文化大学文学部歴史文化学科教授、埼玉県新座市教育委員会委員
プロフィール 立教大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻(日本史専修)博士予備論文提出退学。博士(学術)[新潟大学大学院現代社会文化研究科]。専門は日本古代史、博物館学、観光歴史学。著書に『岡倉天心 思想と行動』[共著]他。(公社)日本博物館協会 平成25年度棚橋賞受賞。歴史科学協議会『歴史評論』編集長等で活動中。
名前 小林晋也
肩書き 重要無形文化財保持者総合認定、宝生流職分能楽師
プロフィール 能楽師として関東を中心に全国、ときに海外での能公演。演劇、クラブミュージックなど他のジャンルとのコラボレーション。能で健康体操。小学校での能授業、中学高校での部活動、大学サークル指導。市民サークル「能楽を楽しむ会」自身の素人弟子の同門会「晋宝会」を主宰して活動中。
名前 内田輝幸
肩書き 能楽葛野流 大鼓方
プロフィール 専門は中世文学、考証学、能楽史(特に囃子技法を中心に)。亀井忠雄師(人間国宝)に師事。能楽協会会員 日本能楽会会員(重要無形文化財総合指認定)。論文に「世阿弥六月八日附書状の解読 世阿申楽正伝への基礎研究序論ー『世阿弥開眼』其の一「道元『十二巻』本正法眼蔵の真実」」他。昭和55年初能「経正」より数千番演能今日に至る。海外公演十数ケ国。現在中世史の通説の根源を問いただす「『世阿申楽』正伝への基礎研究序論ー『世阿弥』開眼」其の一~其の五「道元『十二巻本』正法眼蔵の真実」等々を開示発表中。
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