大学公開講座のセカンドアカデミー

篆刻を楽しむ

　篆刻は古代文字(篆書)の造形的な魅力に触れながら、刻ること押すことの楽しさを体験できる書道芸術の一分野です。
　本講座は全４回で１～２顆の完成を目指します。基本的には受講者自身の名前の印を刻る予定ですが、書作品に使用する雅号印や遊印、来年の年賀状用の干支印「癸卯」なども刻すことができます。初回の講座で受講者の用途や要望などをお伺いいたします。
　毎回の講座では、前半に実演を交えた講義を行い、後半は受講者各自の実習や講師による添削指導を行います。最終回の講座では講師が各受講者の印に実際に手を加えて完成させますので、初めての方でも安心してご参加いただけます。

【持ち物】筆記用具（鉛筆、消しゴム、定規）、書道用具（小筆、硯、固形墨、下敷、半紙１０枚）、篆刻用具一式（詳細は講座の初回に説明します）
※ご希望の方には、講座初回に書道用具専門店による斡旋販売をいたします。

名前	権田逸廬
肩書き	駒澤大学非常勤講師、日展会友
プロフィール	埼玉大学大学院修士課程修了 修士（教育学）。専門は篆刻、日本近代印人研究。著書に『成田山書道美術館蔵印譜解題』他。日展入選23回。読売書法展読売準大賞受賞（第31回展）他、多数受賞。全日本篆刻連盟副事務局長、読売書法会理事（審査員）等で活動中。