講座詳細情報
申し込み締切日:2022-05-26 / その他教養 / 学内講座コード:106
民俗学
- 開催日
- 木曜日
6月2日、9日、16日、23日
- 講座回数
- 4
- 時間
- 13:15~14:45
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
失われた境界/再構築される境界
境界には、物事の境とか、土地の境界といったような、何か区切られたところ、認識の対象となる範囲という意味があります。ムラザカイといった人々が住まう域の範囲や、あるいは黄泉平坂といったあの世との境、このような古の境界は今日では失われ、境界無き時代などと言われて久しいのですが、そのような物言いは境界の残滓を辿るような一種感傷的で、懐古主義的に現在を否定するような趣で捉えられてきたきらいがあるように思えます。
今回は境界をテーマに、かつての日本人がどのように境界を認識してきたかについてお話するとともに、現在の私達の捉える境界について考えていこうと思います。
境界には、物事の境とか、土地の境界といったような、何か区切られたところ、認識の対象となる範囲という意味があります。ムラザカイといった人々が住まう域の範囲や、あるいは黄泉平坂といったあの世との境、このような古の境界は今日では失われ、境界無き時代などと言われて久しいのですが、そのような物言いは境界の残滓を辿るような一種感傷的で、懐古主義的に現在を否定するような趣で捉えられてきたきらいがあるように思えます。
今回は境界をテーマに、かつての日本人がどのように境界を認識してきたかについてお話するとともに、現在の私達の捉える境界について考えていこうと思います。
講師陣
名前 | 古橋達弘 |
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肩書き | センター講座講師 |
プロフィール | 大東文化大学大学院アジア地域研究科アジア地域研究専攻博士課程後期課程単位取得退学。専門は民俗学、文化人類学。論文に「創造される偶像 : ネット社会にみる疑似宗教的現象について」他。 |