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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-12 / 日本史 / 学内講座コード:101

鎌倉殿を支えた人と場

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 東松山校舎(埼玉県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
5月20日、5月27日
6月3日、10日
講座回数
4
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
5,000円
受講料
8,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

歴史文化学科共催 特別講座
≪大河ドラマをより深く楽しむための歴史学講座≫

 今年のNHK大河ドラマを視聴するにあたって、本講座では、鎌倉時代とはどのような時代なのか、またそこに登場する人物と彼等の活躍の場とはいかなる場であったか、3人の講師により最新の研究成果を講義していきます。

第1回 鎌倉殿と武蔵武士-比企氏を中心に-【担当講師:落合 義明】
 第1回講義では、今年の大河ドラマで活躍する武士の一人、比企能員を中心にとりあげ、講義します。比企氏は、源頼朝・頼家父子二代にわたり、源氏の養育係として台頭し、後に政治的な発言権を強めるなど、ドラマ上でも重要な人物として描かれること必定です。また、大東文化大学東松山校舎周辺は近年、比企氏の本拠ではないか、とする学説もあり、このあたりも講義したいと思います。
  
第2回 鎌倉幕府と女性たち【担当講師:井野上 眞弓】
 鎌倉幕府誕生と権力の座を巡る男女の駆け引き、今年の大河ドラマで活躍する武士を支えた女性たちについて考察を進めます。本講座では、特に源頼朝を取り巻く女性たちに焦点を当て、妻・北条政子や乳母の比企尼らを中心に取り上げます。鎌倉時代の女性たちがいかに生き抜いてきたのか、当時の女性の地位や活躍の場はどのようなものであったのかについて、史料を紹介しながら講義をいたします。

第3回 かわらけから見た北条得宗家と摂家・親王将軍【担当講師:田中 信】
 北条得宗家が絶大な権力を掌握していた幕府にとって、摂家将軍や新王将軍は、時にお飾りと言われることがあります。ところが、都市鎌倉の地下にねむる「かわらけ」を通して当時の鎌倉を眺めてみると、権威の所在から鎌倉大仏造立の主体者まで、全く違って見えてきます。おしゃべりな文献史料に対し、寡黙な考古資料が何を語るのか、少し耳を傾けてみませんか。

第4回 武蔵武士の本拠を歩く-比企氏の本拠の特徴を探る-【担当講師:落合 義明】
 今年の大河ドラマを視聴するにあたって、そこに登場する比企能員ゆかりの地-東松山市岩殿-を訪ねます。今回は特に、鳴かずの池(弁天沼)、足利基氏館跡周辺を歩きます。最新の研究成果を解説しつつ、比企氏の本拠を追体験していただきたいと思います。なお、小雨でも雨天決行しますので、雨具の持参はいうまでもなく、歩きやすい格好でご参集ください。

講師陣

名前 落合義明
肩書き 大東文化大学文学部歴史文化学科教授
プロフィール 東海大学大学院博士後期課程修了 博士(文学)。専門は日本中世史。著書に『中世東国武士と本拠』他。第70回毎日出版文化賞企画部門受賞(『現代語訳 吾妻鏡』)。武蔵武士に関する講演会、ラジオ出演、多くの論文を執筆中。
名前 井野上眞弓
肩書き 大東文化大学文学部歴史文化学科非常勤講師、東海大学文学部文明学科非常勤講師
プロフィール 東海大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程単位取得退学 修士(文学)。専門は日本文化史、比較文明学。著書に『日本社会における仏と神』(共著)他。比較文明学会会員。
名前 田中信
肩書き 川越市河越館跡整備検討委員会副委員長、史跡鉢形城跡保存整備委員会委員
プロフィール 専門は考古学。論文に「かわらけから見た鎌倉将軍と鎌倉大仏」他。中世を歩く会等で活動中。
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