講座詳細情報
申し込み締切日:2021-09-07 / その他趣味 / 学内講座コード:110
考古系博物館・資料館への誘い
- 開催日
- 土曜日
10月9日、16日、23日
11月6日、13日、20日、27日
(10月30日休)
- 講座回数
- 7
- 時間
- 13:15~14:45
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
シリーズ講座 郷土の歴史を学ぼう
第1回 日本列島の「旧石器時代」研究の幕開け【担当講師:小菅 将夫】
岩宿遺跡の発見と発掘によって、日本列島に「旧石器時代」が存在することが初めて証明されました。発見者の相澤忠洋氏の発見と発掘の経過を紹介しその経過を振り返ります。さらに博物館の展示は、石器作りの技術、石器群の編年や地域性、大形環状のムラの様子、石器作りの集約化などのテーマがありますので、それを基に日本列島の「旧石器時代」の研究現状をお話ししたいと思います。
第2回 群馬県内の博物館と資料館 概要とサービス【担当講師:杉山 秀宏】
群馬県内の博物館・資料館の中で、他の講師の方が紹介する岩宿博物館・かみつけの里博物館を除いた県内の考古系の博物館・資料館について紹介する。
群馬県立歴史博物館・新田荘歴史資料館・相川考古館・前橋市総社歴史資料館・高崎市観音塚考古資料館・多胡碑記念館・藤岡歴史館・富岡製糸場・発掘情報館・中之条町歴史と民俗の博物館・やんば天明泥流ミュージアムなど計24館を紹介する。
第3回 考古系博物館・資料館への誘い【担当講師:坂本 和俊】
今日、考古学資料を主に展示する博物館・資料館・埋蔵文化財センターなどの施設は、全国では200館を超える。それらを展示方法やテーマによって分類して概観し、見学する際の参考になる話を画像を用いてしたい。
第4回 縄文海進と水子貝塚【担当講師:和田 晋治】
13,000年以上も継続した縄文時代の中で、約6,000年前は縄文海進がピークに達し、埼玉県域の内陸部まで海が広がっていた。
富士見市の周辺地域は古入間湾に面しており、そのため豊かな海の幸を求めて集まった縄文人が残した貝塚が多く、そのうちの最大規模のものが国指定史跡水子貝塚である。
講座では、縄文海進と水子貝塚の特徴、水子貝塚公園や展示施設について解説する。
第5回 よみがえる5世紀の世界-かみつけの里博物館と保渡田古墳群-【担当講師:原 佳子】
かみつけの里博物館は古墳時代の社会要素がわかる考古博物館です。当館では古墳時代2度の火山災害を起こした榛名山の火山灰の下から多くの墓域、館、水田、集落等が発掘調査され、その研究成果を基にした復元模型や実物を多数展示し解説しています。本講座は当館の楽しみ方、隣接保渡田古墳群の散策方法と古墳時代出土資料から当時の社会的背景を考える特別展の話も合わせお話しします。
第6回 巨大古墳群の形成過程が判る博物館【担当講師:末木 啓介】
さきたま史跡の博物館は特別史跡埼玉古墳群の中にあります。埼玉古墳群は8基の前方後円墳や大型円墳などから構成される全国でも屈指の規模の古墳群です。
また、博物館には稲荷山古墳から出土した国宝の金錯銘鉄剣をはじめ多くの貴重な遺物が展示されています。今回の講座では埼玉古墳群の発掘調査成果や出土品の研究などを通して明らかとなった埼玉古墳群の魅力を紹介します。
第7回 一度は訪れたい展示施設10館【担当講師:坂本 和俊】
最近の展示施設は資料だけでなく、ディスプレイも充実しており、必見の施設が多数存在する。それらから10館を選んで展示や見所を画像などで紹介したい。また、番外として、隣接学の施設についても3館程触れることとする。
第1回 日本列島の「旧石器時代」研究の幕開け【担当講師:小菅 将夫】
岩宿遺跡の発見と発掘によって、日本列島に「旧石器時代」が存在することが初めて証明されました。発見者の相澤忠洋氏の発見と発掘の経過を紹介しその経過を振り返ります。さらに博物館の展示は、石器作りの技術、石器群の編年や地域性、大形環状のムラの様子、石器作りの集約化などのテーマがありますので、それを基に日本列島の「旧石器時代」の研究現状をお話ししたいと思います。
第2回 群馬県内の博物館と資料館 概要とサービス【担当講師:杉山 秀宏】
群馬県内の博物館・資料館の中で、他の講師の方が紹介する岩宿博物館・かみつけの里博物館を除いた県内の考古系の博物館・資料館について紹介する。
群馬県立歴史博物館・新田荘歴史資料館・相川考古館・前橋市総社歴史資料館・高崎市観音塚考古資料館・多胡碑記念館・藤岡歴史館・富岡製糸場・発掘情報館・中之条町歴史と民俗の博物館・やんば天明泥流ミュージアムなど計24館を紹介する。
第3回 考古系博物館・資料館への誘い【担当講師:坂本 和俊】
今日、考古学資料を主に展示する博物館・資料館・埋蔵文化財センターなどの施設は、全国では200館を超える。それらを展示方法やテーマによって分類して概観し、見学する際の参考になる話を画像を用いてしたい。
第4回 縄文海進と水子貝塚【担当講師:和田 晋治】
13,000年以上も継続した縄文時代の中で、約6,000年前は縄文海進がピークに達し、埼玉県域の内陸部まで海が広がっていた。
富士見市の周辺地域は古入間湾に面しており、そのため豊かな海の幸を求めて集まった縄文人が残した貝塚が多く、そのうちの最大規模のものが国指定史跡水子貝塚である。
講座では、縄文海進と水子貝塚の特徴、水子貝塚公園や展示施設について解説する。
第5回 よみがえる5世紀の世界-かみつけの里博物館と保渡田古墳群-【担当講師:原 佳子】
かみつけの里博物館は古墳時代の社会要素がわかる考古博物館です。当館では古墳時代2度の火山災害を起こした榛名山の火山灰の下から多くの墓域、館、水田、集落等が発掘調査され、その研究成果を基にした復元模型や実物を多数展示し解説しています。本講座は当館の楽しみ方、隣接保渡田古墳群の散策方法と古墳時代出土資料から当時の社会的背景を考える特別展の話も合わせお話しします。
第6回 巨大古墳群の形成過程が判る博物館【担当講師:末木 啓介】
さきたま史跡の博物館は特別史跡埼玉古墳群の中にあります。埼玉古墳群は8基の前方後円墳や大型円墳などから構成される全国でも屈指の規模の古墳群です。
また、博物館には稲荷山古墳から出土した国宝の金錯銘鉄剣をはじめ多くの貴重な遺物が展示されています。今回の講座では埼玉古墳群の発掘調査成果や出土品の研究などを通して明らかとなった埼玉古墳群の魅力を紹介します。
第7回 一度は訪れたい展示施設10館【担当講師:坂本 和俊】
最近の展示施設は資料だけでなく、ディスプレイも充実しており、必見の施設が多数存在する。それらから10館を選んで展示や見所を画像などで紹介したい。また、番外として、隣接学の施設についても3館程触れることとする。
講師陣
名前 | 小菅将夫 |
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肩書き | 岩宿博物館 学芸員、高崎経済大学非常勤講師 |
プロフィール | 明治大学大学院博士課程前期課程修了 修士。専門は日本の旧石器時代(岩宿時代)。著書に『「旧石器時代」の発見 岩宿遺跡』他。藤森栄一賞受賞。日本考古学協会理事としても活動中。 |
名前 | 杉山秀宏 |
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肩書き | (公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 専門調査役 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了 文学修士。専門は日本考古学、古墳時代。論文に「古墳時代榛名山噴火による被災と復興について-群馬県渋川市金井東裏遺跡を中心に-」他。榛名山噴火関連遺跡の価値の発信に関する研究会(群馬県文化振興課)、榛名山噴火関連遺跡等活用に関する有識者会議(渋川市教委文化財保護課)に参加している。 |
名前 | 坂本和俊 |
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肩書き | 行田市史編纂委員・考古部会長 |
プロフィール | 國學院大學大学院修了 文学修士。専門は古墳時代を中心とする墓制・祭祀、古代氏族の研究。論文に「紡錘車形石製品の用途と機能をめぐって」他。 |
名前 | 和田晋治 |
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肩書き | 富士見市立水子貝塚資料館館長 |
プロフィール | 明治大学文学部卒業。専門は縄文時代。論文に「縄文時代中期勝坂式期の猪装飾」他。 |
名前 | 原佳子 |
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肩書き | かみつけの里博物館学芸担当主査 |
プロフィール | 立正大学文学部史学科考古学専攻卒業。専門は日本考古学。図録『かみつけの里博物館第29回特別展図録「祈りの器」』を執筆。学校教育における史跡・博物館の活用研究等で活動中。 |
名前 | 末木啓介 |
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肩書き | 埼玉県立さきたま史跡の博物館兼嵐山史跡の博物館 館長 |
プロフィール | 法政大学文学部卒業。専門は日本考古学(古墳時代から古代)。論文に「カマドの支脚利用にみられる集落内のグループ-古墳時代後期の埼玉県の遺跡を中心に-」他。 |