講座詳細情報
申し込み締切日:2021-04-12 / その他教養:日本史 / 学内講座コード:018
渋沢栄一とその時代
- 開催日
- 土曜日
5月8日、22日
6月5日、19日
- 講座回数
- 4
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 7,000円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
≪歴史文化学科共催 大河ドラマをより深く楽しむための歴史学講座≫
第1回 幕末史の「常識」を考える~渋沢が活躍した時代とは~ 【担当講師:久住 真也】
渋沢栄一が活躍した前半生は、明治維新のまっただ中でした。特に渋沢が歴史の表舞台に登場する幕末史は、ドラマや小説でもおなじみです。しかし、近年はそこで常識と考えられたことが、常識ではなくなっている例も少なくありません。この講義では、渋沢が活躍する時代の「常識」を問います。「開国」や「鎖国」、「尊王攘夷」「倒幕」などのキーワードを改めて考えてみましょう。
第2回 幕末の徳川慶喜【担当講師:久住 真也】
最後の将軍徳川慶喜は、渋沢栄一の生涯において重要な位置を占めた人物です。渋沢が仕えた慶喜とはどんな人物だったのか、近年の研究成果を踏まえて改めて考えます。江戸時代、一般の武士や庶民から見て雲の上の存在だった将軍と、渋沢の接点が生まれた背景を知るには、慶喜の個性とともに、幕末期の将軍の特質を理解することが必要です。薩長と対局にある幕末の主役に迫ります。
第3回 渋沢栄一、パリ万博へ行く~幕末の西洋体験~【担当講師:関根 仁】
慶応3年、渋沢栄一は欧州へ渡りました。渋沢は当時27歳の幕臣で、将軍名代としてパリ万国博覧会に派遣された徳川昭武に随行しました。渋沢にとって初めての異国旅。約1年半におよぶ滞在中、渋沢の目に近代西洋社会は、どう映ったのでしょうか。本講座では、史実とドラマの違いにも触れながら、日本にいる妻や家族に宛てた手紙、日記などの史料から渋沢の西洋体験をたどります。
第4回 渋沢栄一の住まいについて【担当講師:川上 恵】
江戸時代から桜の名所として賑わった北区の飛鳥山公園内の一角に、渋沢栄一の邸宅がありました。
栄一は明治12年から別荘として、そして同34年から亡くなるまで30年間は本邸として、公私にわたり利用しました。
本講座では古写真や建築資料などを活用しながら栄一の住まいを概観し、また邸内に現存する大正建築「晩香廬」と「青淵文庫」(いずれも重文)の見どころもご紹介します。
第1回 幕末史の「常識」を考える~渋沢が活躍した時代とは~ 【担当講師:久住 真也】
渋沢栄一が活躍した前半生は、明治維新のまっただ中でした。特に渋沢が歴史の表舞台に登場する幕末史は、ドラマや小説でもおなじみです。しかし、近年はそこで常識と考えられたことが、常識ではなくなっている例も少なくありません。この講義では、渋沢が活躍する時代の「常識」を問います。「開国」や「鎖国」、「尊王攘夷」「倒幕」などのキーワードを改めて考えてみましょう。
第2回 幕末の徳川慶喜【担当講師:久住 真也】
最後の将軍徳川慶喜は、渋沢栄一の生涯において重要な位置を占めた人物です。渋沢が仕えた慶喜とはどんな人物だったのか、近年の研究成果を踏まえて改めて考えます。江戸時代、一般の武士や庶民から見て雲の上の存在だった将軍と、渋沢の接点が生まれた背景を知るには、慶喜の個性とともに、幕末期の将軍の特質を理解することが必要です。薩長と対局にある幕末の主役に迫ります。
第3回 渋沢栄一、パリ万博へ行く~幕末の西洋体験~【担当講師:関根 仁】
慶応3年、渋沢栄一は欧州へ渡りました。渋沢は当時27歳の幕臣で、将軍名代としてパリ万国博覧会に派遣された徳川昭武に随行しました。渋沢にとって初めての異国旅。約1年半におよぶ滞在中、渋沢の目に近代西洋社会は、どう映ったのでしょうか。本講座では、史実とドラマの違いにも触れながら、日本にいる妻や家族に宛てた手紙、日記などの史料から渋沢の西洋体験をたどります。
第4回 渋沢栄一の住まいについて【担当講師:川上 恵】
江戸時代から桜の名所として賑わった北区の飛鳥山公園内の一角に、渋沢栄一の邸宅がありました。
栄一は明治12年から別荘として、そして同34年から亡くなるまで30年間は本邸として、公私にわたり利用しました。
本講座では古写真や建築資料などを活用しながら栄一の住まいを概観し、また邸内に現存する大正建築「晩香廬」と「青淵文庫」(いずれも重文)の見どころもご紹介します。
講師陣
名前 | 久住真也 |
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肩書き | 大東文化大学文学部歴史文化学科教授 |
プロフィール | 中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学 博士(史学)。専門は日本近世・近代史、明治維新史。著書に『王政復古 天皇と将軍の明治維新』他。明治維新史学会理事等で活動中。 |
名前 | 関根仁 |
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肩書き | 公益財団法人渋沢栄一記念財団渋沢史料館学芸員 |
プロフィール | 中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期課程単位取得退学 修士(史学)。専門は日本近代史。論文に「渋沢栄一と万国博覧会―パリ万博(1867年)からパナマ太平洋万博(1915年)まで」他。万博学研究会会員等で活動中。 |
名前 | 川上恵 |
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肩書き | 公益財団法人渋沢栄一記念財団渋沢史料館副館長・学芸員 |
プロフィール | 川村学園女子大学大学院人文科学研究科生涯学習学専攻修士課程修了 教育学修士。専門は教育学。論文に「渋沢史料館で開催している「青淵文庫で聴くコンサート&レクチャー」」他。日本生涯教育学会会員等で活動中。 |