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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-09-07 / 心理:その他教養 / 学内講座コード:012

よくわかる中国事情

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
9月25日
10月9日、23日
11月6日
講座回数
4
時間
13:30~15:00
講座区分
後期 
入学金
5,000円
受講料
7,000円
定員
15
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

第1回 ウイグル族弾圧から見る習近平政権−民族政策と「中国化」への道−【担当講師:徳植 勉】
 ウイグル族に対する民族政策は、あきらかに「中国化」をめざすものである。在日ウイグル人の生の声などを通し、その実態に迫る。その一方で、チベット族には穏和な対応をとっている。習近平政権がめざす民族政策について述べていく。

第2回 コロナ禍と香港の治安維持法施行と中国経済【担当講師:小島 麗逸】
 中国経済は1991年から2011年までの21年間は超高度成長を実現した。2012年から減速が始まり、年成長率が6.1%まで下がったところでコロナ禍が襲った。その結果大量の失業者が発生。他方香港の青年たちが昨年から民主化運動を行って来たが、これを権力で抑え込む方法を北京がとり始めた。香港は中国経済にとって海外経済と連結する最も重要な場所である。どうなるかを考えてみる。 

第3回 西安事変と日中戦争−日中戦争はなぜ起きたのか?【担当講師:岡崎 邦彦】
 西安事変後、蒋介石国民党と周恩来ら共産党との間で、抗日統一、国共合作交渉が開始された。蒋介石は周恩来へ中共、紅軍の解体を迫り、6月には中共組織を「溶化」(国民党内に取り込み)し、中共指導者毛沢東、紅軍総司令朱徳の「出洋」(海外へ追放)を要求した。中共側は要求の一部を受入れざるを得ない状況にあった。この状況を逆転させることになったのが、1937年7月の盧溝橋事件であった。

第4回 中国の社会と文化に関する諸問題【担当講師:中嶋 幹起】
 本講座では、中国の投げかける諸問題について時局にあわせたテーマをとりあげています。前回は「香港特別行政区基本法」と題し、緊張の高まっている香港についてお話ししました。今回も、香港・台湾を含め、東アジアの情勢を見ながら、テーマをしぼってお話しする予定でいます。

講師陣

名前 徳植勉
肩書き 一般社団法人中国研究所所員
プロフィール 筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了 修士(国際学)。専門は東南アジア地域研究。著書論文に『一粒のアジア文化 アジア文化試論』他。第1回フーコー研究論文コンテスト優秀賞受賞他。日本国際客家文化協会理事他で活動中。
名前 小島麗逸
肩書き 大東文化大学名誉教授
プロフィール 一橋大学経済学部卒業。専門は中国経済論、アジア経済論。著書論文に『中国経済の巨大化と世界への影響』他。
名前 岡崎邦彦
肩書き 大東文化大学東洋研究所教授
プロフィール 大東文化大学大学院修了 経済学修士。専門は中国共産党史、日中関係史。著書論文は、『西安事変と中国共産党』、「管見日中国交正常化40周年」他。現在、東洋研究所共同研究「中国100年史研究」研究班を主宰している。
名前 中嶋幹起
肩書き 東京外国語大学名誉教授、元大東文化大学外国語学部教授
プロフィール 東京外国語大学大学院修士修了 文学博士(東北大学)。専門は東アジアの言語。著書論文に『現代広東語辞典』他。金田一京助博士記念賞、新村出賞受賞。
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