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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-11-15 / その他教養:日本史 / 学内講座コード:105

資本主義を発展させた3人の賢人

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 東松山校舎(埼玉県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
11月22日、29日
12月6日
講座回数
3
時間
10:55~12:25
講座区分
数回もの 
入学金
5,000円
受講料
5,500円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 日本の資本主義の土台を作った渋沢栄一、世のため人のためを商売の土台とした石橋正二郎、アイディアこそビジネスの土台とした寺田千代乃、明治から現代まで受け継がれ発展している起業家魂を追ってみる。
第1回 渋沢栄一:道徳経済合一
 エンゼルスの大谷選手の愛読書でもある渋沢の『論語と算盤』では、人の営みや苦しみが分かってこそ商売があると、説く。「社会のために尽くすものに対しては、天もまた恵みを与えてくれる」との名言がある。前代未聞の500以上の会社を設立し、600以上の教育・社会事業に係った渋沢のアニマルスピリットとは何なのか。
第2回 石橋正二郎:利他心が利己心を上回る
 毎日働く労働者に1日でも長く使えしかも安い地下足袋を提供したい。砂利道を通学する子供たちに丈夫な運動靴を履かせたい。石橋の商売のスタートアップはここにあった。地下足袋や運動靴の開発で身に付けた技術は自動車タイヤの開発へと向かい世界の一流企業へと成長した。これからが、石橋のホスピタリティである。収益の多くで名画を取集し、東京や地元久留米に美術館の設立や大学の設立に寄与する活動に勢力を注ぐ。すべては、「世のため人のため」である。
第3回 寺田千代乃:アイディアは人を育てる
 「0123アート引越センターへ」で始まる、このコマーシャル・メッセージに、寺田のビジネスの基本がすべて含まれている。電話番号、一つを取ってみてもその会社の意気込みが現れる。それが「0124で始まってはいけないのである。」さらに、寺田の目線である。「もしわたしがお客さんであったら、おそらくこんなことを望むだろう、またこんなことをされたら、我慢できない」。そうしたことを引越業務に生かしていった。寺田のモットー、企業家は知的イノベーターでなければならない。

講師陣

名前 石橋春男
肩書き 大東文化大学名誉教授、松蔭大学大学院教授
プロフィール 早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学 商学修士。専門は金融論、環境経済学。著書論文に『現代経済学』他。
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