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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-09-27 / その他教養:心理 / 学内講座コード:015

よくわかる中国事情

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
10月4日、18日
11月8日、22日
12月6日
講座回数
5
時間
13:30~15:00
講座区分
後期 
入学金
5,000円
受講料
9,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

第1回 どうなる香港・台湾−ゆれる習近平政権と中国人の本音−【担当講師:徳植 勉】
 天安門事件から30年。対外的にはアメリカとの貿易摩擦を抱え、国内ではウイグル族への弾圧や宗教活動の取締りを強化し、体制の維持に努めている。香港では逃亡犯条例反対デモが6月に起きた。これは5年前の雨傘革命とどう違うのか。台湾にどのような影響を及ぼすのか。こうした点を中心に述べながら、一般の中国人の本音にも触れてみたい。

第2回 世界第2位の経済大国に成長した要因【担当講師:小島 麗逸】
1.土地の資本利得による蓄積
2.外資の大々的導入と低賃金
3.輸出の拡大と外貨準備高の積み上げ
4.主要産業部門の成長

第3回 指導者が描く将来像【担当講師:小島 麗逸】
1.2017年秋の習近平講話が描く中国の夢
2.米中貿易摩擦は事の始まりに過ぎない
3.文明史視点からみた米中の摩擦
 
第4回 中華人民共和国の政治史 ―中国政治指導者ナンバー・ツー―【担当講師:岡崎 邦彦】
 中国の最高指導者といえば、中共主席毛沢東、そして華国鋒、華から権力を奪取した実力者鄧小平、その院政の下で胡耀邦、趙紫陽、江沢民らがいた。そして21世紀になり、胡錦濤、習近平へと世代交代し、中国を世界のG2へと押し上げた。しかし、彼らの功績の多くは、彼らを支えてきたナンバー・ツー周恩来、趙紫陽、李鵬、朱鎔基、温家宝、李克強らによるものであり、その職務は国務院総理(首相)であった。本講座は、春の講座に続き、彼らに焦点を当て、どのようにトップと歩調を合わせ、或いは対立しながら政権を支えてきたのかを考えてみよう。

第5回 中国の南と北の言語と社会に関する諸問題【担当講師:中嶋 幹起】
 本講座では、流動して止まない中国の投げかける諸問題をテーマにしてお話ししたいと考えています。前回では、元号について、香港の逃亡条例改正反対デモの背景についてお話ししました。
 今回も、時局にあわせたテーマをとりあげたいと予定しています。

講師陣

名前 徳植勉
肩書き (一般社団法人)中国研究所所員
プロフィール 筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了 修士(国際学)。専門は東南アジア地域研究。著書論文に『一粒のアジア文化 アジア文化試論』他。第1回フーコー研究論文コンテスト優秀賞受賞他。日本国際客家文化協会理事他で活動中。
名前 小島麗逸
肩書き 大東文化大学名誉教授
プロフィール 一橋大学経済学部卒業。専門は中国経済論、アジア経済論。著書論文に『中国経済の巨大化と世界への影響』他。
名前 岡崎邦彦
肩書き 大東文化大学東洋研究所教授
プロフィール 大東文化大学大学院修了 経済修士。専門は中国共産党史、日中関係史。著書論文は、『西安事変と中国共産党』、「管見日中国交正常化40周年」他。現在、東洋研究所「中華人民共和国100年史研究−日中関係の今後を見据えて」研究班を主宰している。
名前 中嶋幹起
肩書き 東京外国語大学名誉教授、元大東文化大学外国語学部教授
プロフィール 東京外国語大学大学院修士修了 文学博士(東北大学)。専門は東アジアの言語。著書論文に『現代広東語辞典』他。金田一京助博士記念賞、新村出賞受賞。
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