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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-11-22 / その他教養:その他趣味 / 学内講座コード:014

能楽こぼれ話

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
11月29日
12月13日、20日
(12月6日休)
講座回数
3
時間
10:00~12:00
講座区分
数回もの 
入学金
5,000円
受講料
7,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

こんなに楽しい伝統芸能の世界7

第1回 戦国武将と能楽【担当講師:小林 晋也・宮瀧 交二】 
 戦国時代をテーマとするテレビドラマや映画で、戦国武将が能を舞ったり、能を鑑賞している場面を御覧になったことがあると思います。能楽は、戦国武将にとっては「茶」とならぶ嗜(たしな)みとして、欠かすことの出来ないものでした。最初の本格的な天守閣とされる織田信長の安土城には、能舞台が設(しつら)えられていたとされています。本講義では、こうした戦国武将と能楽の関係について、講師2人の対談形式で迫ってみたいと思います。

第2回 『源氏物語』と能楽~『葵上』~【担当講師:小林 晋也・宮瀧 交二】
 今回は能楽にみる源氏物語を考えます。能楽は源氏物語とは切っても切れない関係で、典拠とする曲が10番あります。その中でも人気曲で上演回数も最も多いであろう世阿弥作ではないかと云われている「葵上」を取り上げ、典拠となる葵の巻との違いや演出法などを考察し、さらに葵上の一節を受講者の皆さんと一緒に謡い舞い、腹式呼吸の発声法、武道にも通じる能楽の身体技法を体験していただきます。

第3回 能楽師に迫る~小鼓方~【担当講師:飯冨 孔明・小林 晋也】
 最終回は能楽の囃子(楽器)についてお話します。能楽における囃子とはどういったものなのか?!能楽には大鼓、小鼓、能管、太鼓と4つの楽器がありますが、今回は能楽師小鼓方飯冨師と共に特に小鼓について、ときに効果音としても使われるその役割や、どの様な楽器なのかを実演を交えて考察し、最後に受講者の皆さんと一緒に飯冨師の小鼓の演奏に併せて一節謡ったり、舞ったりしていただきます。

講師陣

名前 小林晋也
肩書き 重要無形文化財保持者総合認定、日本能楽会会員、能楽協会会員、宝生会会員、宝生流職分
プロフィール 5歳より稽古を始め6歳で18世宝生宗家に入門、高校卒業後宗家内弟子として10年修行後宗家より許しを得て独立。千歳石橋道成寺乱を披く。関東および国内外各地の公演に出演。同門会「晋宝会」、市民サークル「能楽を楽しむ会」を主宰し東京、埼玉を中心に各種能楽教室、劇団公演への客演や他ジャンルの芸能とのコラボレーションなど様々な能楽普及活動や能楽の稽古による介護予防健康体操等で活動中。
名前 宮瀧交二
肩書き 大東文化大学文学部教授
プロフィール 立教大学大学院文学研究科博士後期課程学位予備論文提出退学 博士(学術)。専門は日本古代・中世史、博物館学。埼玉県立博物館主任学芸員を経て現職。編著書に『歴史を読む』『人物・事件でわかる日本史』他。
名前 飯冨孔明
肩書き 能楽囃子小鼓方大倉流
プロフィール 同流飯冨章宏および大倉源次郎(能楽師・大倉流十六世宗家・重要文化財各個指定−人間国宝)に師事。2015年に「石橋」「猩々乱」「道成寺」を披演。
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