講座詳細情報
申し込み締切日:2019-05-24 / その他教養:華道:茶道 / 学内講座コード:111
1日体験・日本の伝統文化−初夏…夏への前奏曲(プレリュード)−
- 開催日
- 金曜日
6月7日、14日、21日、28日
7月5日、12日
- 講座回数
- 6
- 時間
- 13:15~14:45
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
本講座では、初夏から夏にちなんだ日本の伝統文化を1日体験していただきます。
舞台芸術論と洋舞、日本舞踊、長唄三味線、茶道、和歌、華道と、贅沢なメニューを取りそろえたオムニバス形式の講座です。各分野でプロとして活躍中の外国語学部日本語学科「日本文化特別演習1・2」の講師陣が、日本の伝統文化と舞台芸術の真髄を語り、日本文化入門の手ほどきをいたします。この機会に、ぜひ、日本文化のさまざまな魅力に触れてみてください。きっと、その先には豊かな世界が広がることでしょう。
第1回 日本の舞台芸術−「すみれのボレロ」を踊る−【担当講師:菅野 友巳】
今年、創立105周年、「ベルサイユのばら」45周年を迎える宝塚歌劇の歴史を振りかえり、日本物のレビューと「洋楽で日本舞踊を踊る」ことについて解説します。そして、宝塚100周年記念作品『宝塚をどり』から、「すみれのボレロ」を踊ってみましょう。ボレロは、スペインで生まれた3拍子のリズムです。音楽に合わせて、正しい立ち方や歩き方を練習し、軽く上体を動かして、初夏から夏へむかう躍動感を体感してみましょう。
※なるべく動きやすい服装で、運動靴をご用意ください。
第2回 日本舞踊(花柳流)・夏の川風1 −浴衣で踊る夏の長唄、小唄−【担当講師:花柳 楽彩】
夏をテーマに、「菖蒲浴衣(あやめゆかた)」の長唄「青簾(あおすだれ)」の段と、小唄「川風」を、花柳楽彩の踊りでお楽しみいただきます。「すだれ」にまつわるお話をまじえて、日本の文化・踊りならではの、内に秘めたあでやかさと色っぽさ、そこはかとない風情を、想像力で掘り起こしてみたいと思います。
あわせて、浴衣の着こなしと和装での立ち居振る舞いを学びます。
※お持ちであれば、浴衣をご持参ください。
第3回 表千家茶道・夏越(なごし)の茶の湯【担当講師:菊池 明子】
千利休によって大成された茶の湯は、400年以上にわたって表千家不審菴に受け継がれてきました。茶の湯では、一服のおいしいお茶をもって、主客(亭主と客)が共に楽しみ、心を通わせあいます。
宮中および各神社では、毎年六月と十二月の晦日に「六月(みなづき)の大祓(おおはらえ)」が執り行われます。半年間の罪穢れ(気枯れ)を祓う行事にちなんで、水無月のひととき、夏越(なごし)をテーマに一座を建立し、一期一会の初夏の茶席を共にたのしみましょう。
※講座当日、水屋料(お抹茶、和菓子代)として、300円徴収いたします。
第4回 長唄三味線・夏の川風2 −長唄三味線で奏でる夏の長唄−【担当講師:杵屋 喜太郎】
長唄は、江戸時代に歌舞伎の伴奏音楽として発展した三味線音楽です。380年の歴史を持つ日本の伝統音楽です。
三味線にも触れていただきながら、長唄を唄ってみましょう。曲目は、前回の「日本舞踊」でごらんいただいた「菖蒲浴衣(あやめゆかた)」の長唄「青簾(あおすだれ)」の段と、小唄「川風」です。日本の伝統的な発声法や曲調を体感してください。
※三味線を膝に置いていただくため、動きやすい服装でお越しください。
第5回 『かぐや姫の物語』−日本のアニメと和歌−【担当講師:オレグ・プリミアーニ】
スタジオ・ジブリの高畑勲監督『かぐや姫の物語』は、『竹取物語』を出典としたアニメ映画です。この作品には、『百人一首』16番の和歌、【たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む】中納言行平(16番)『古今集』離別・365がでてきます。この歌の意味を深く読み取り、高畑勲監督が作品のなかで、この歌にどのような意味をこめているのかを読み取っていきたいと思います。
第6回 華道家元池坊・和と美の世界−竹を生ける−【担当講師:高橋 華風】
いけばなの根源・池坊は、京都・六角堂頂法寺の住職を務め、代々仏前に花を供え、室町時代に「いけばな」を生みだしました。
「いけばな」は、草木の生命と向かいあう心の文化です。初夏のひととき、じっくりと「竹」に向かい合い、「竹」の生命をよりいっそう輝かせてみましょう。
生けたお花はお持ち帰りになって、お部屋に飾り、草木の力、花の力を感じてください。
※講座当日、花材費として、1,000円徴収いたします。
舞台芸術論と洋舞、日本舞踊、長唄三味線、茶道、和歌、華道と、贅沢なメニューを取りそろえたオムニバス形式の講座です。各分野でプロとして活躍中の外国語学部日本語学科「日本文化特別演習1・2」の講師陣が、日本の伝統文化と舞台芸術の真髄を語り、日本文化入門の手ほどきをいたします。この機会に、ぜひ、日本文化のさまざまな魅力に触れてみてください。きっと、その先には豊かな世界が広がることでしょう。
第1回 日本の舞台芸術−「すみれのボレロ」を踊る−【担当講師:菅野 友巳】
今年、創立105周年、「ベルサイユのばら」45周年を迎える宝塚歌劇の歴史を振りかえり、日本物のレビューと「洋楽で日本舞踊を踊る」ことについて解説します。そして、宝塚100周年記念作品『宝塚をどり』から、「すみれのボレロ」を踊ってみましょう。ボレロは、スペインで生まれた3拍子のリズムです。音楽に合わせて、正しい立ち方や歩き方を練習し、軽く上体を動かして、初夏から夏へむかう躍動感を体感してみましょう。
※なるべく動きやすい服装で、運動靴をご用意ください。
第2回 日本舞踊(花柳流)・夏の川風1 −浴衣で踊る夏の長唄、小唄−【担当講師:花柳 楽彩】
夏をテーマに、「菖蒲浴衣(あやめゆかた)」の長唄「青簾(あおすだれ)」の段と、小唄「川風」を、花柳楽彩の踊りでお楽しみいただきます。「すだれ」にまつわるお話をまじえて、日本の文化・踊りならではの、内に秘めたあでやかさと色っぽさ、そこはかとない風情を、想像力で掘り起こしてみたいと思います。
あわせて、浴衣の着こなしと和装での立ち居振る舞いを学びます。
※お持ちであれば、浴衣をご持参ください。
第3回 表千家茶道・夏越(なごし)の茶の湯【担当講師:菊池 明子】
千利休によって大成された茶の湯は、400年以上にわたって表千家不審菴に受け継がれてきました。茶の湯では、一服のおいしいお茶をもって、主客(亭主と客)が共に楽しみ、心を通わせあいます。
宮中および各神社では、毎年六月と十二月の晦日に「六月(みなづき)の大祓(おおはらえ)」が執り行われます。半年間の罪穢れ(気枯れ)を祓う行事にちなんで、水無月のひととき、夏越(なごし)をテーマに一座を建立し、一期一会の初夏の茶席を共にたのしみましょう。
※講座当日、水屋料(お抹茶、和菓子代)として、300円徴収いたします。
第4回 長唄三味線・夏の川風2 −長唄三味線で奏でる夏の長唄−【担当講師:杵屋 喜太郎】
長唄は、江戸時代に歌舞伎の伴奏音楽として発展した三味線音楽です。380年の歴史を持つ日本の伝統音楽です。
三味線にも触れていただきながら、長唄を唄ってみましょう。曲目は、前回の「日本舞踊」でごらんいただいた「菖蒲浴衣(あやめゆかた)」の長唄「青簾(あおすだれ)」の段と、小唄「川風」です。日本の伝統的な発声法や曲調を体感してください。
※三味線を膝に置いていただくため、動きやすい服装でお越しください。
第5回 『かぐや姫の物語』−日本のアニメと和歌−【担当講師:オレグ・プリミアーニ】
スタジオ・ジブリの高畑勲監督『かぐや姫の物語』は、『竹取物語』を出典としたアニメ映画です。この作品には、『百人一首』16番の和歌、【たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む】中納言行平(16番)『古今集』離別・365がでてきます。この歌の意味を深く読み取り、高畑勲監督が作品のなかで、この歌にどのような意味をこめているのかを読み取っていきたいと思います。
第6回 華道家元池坊・和と美の世界−竹を生ける−【担当講師:高橋 華風】
いけばなの根源・池坊は、京都・六角堂頂法寺の住職を務め、代々仏前に花を供え、室町時代に「いけばな」を生みだしました。
「いけばな」は、草木の生命と向かいあう心の文化です。初夏のひととき、じっくりと「竹」に向かい合い、「竹」の生命をよりいっそう輝かせてみましょう。
生けたお花はお持ち帰りになって、お部屋に飾り、草木の力、花の力を感じてください。
※講座当日、花材費として、1,000円徴収いたします。
講師陣
名前 | 菅野友巳 |
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肩書き | 大東文化大学外国語学部講師、大東文化大学東洋研究所兼任研究員 |
プロフィール | 日本大学芸術学部大学院博士後期課程単位取得満期退学。専門は舞台芸術、舞台形成論。 |
名前 | 花柳楽彩 |
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肩書き | 大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 日本舞踊協会会員、花柳流師範。長唄三味線演奏家の父、日本舞踊家の母のもとで、幼少時より日本舞踊を始める。平成10年より重要無形文化財であった故・二世花柳壽楽師の内弟子として10年間修業を積み、現在は三代目花柳寿楽師、花柳典幸師に師事。現在、読売文化センター恵比寿、学習院女子中高日舞部で日本舞踊を教えながら、舞台などで活躍。日本舞踊協会主催文化庁共催平成31年「各流派合同新春舞踊大会」最優秀賞受賞。 |
名前 | 菊池明子 |
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肩書き | 大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 表千家茶道講師、茶名は菊池宗明。表千家同門会会員。 |
名前 | 杵屋喜太郎 |
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肩書き | 大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 早稲田大学在学中に長唄に興味を持ち、卒業後、杵屋直吉師に入門。平成11年に長唄宗家杵屋喜三郎師より杵屋喜太郎の名を許される。杵屋彌四郎師・松永忠次郎師にも師事。現在、歌舞伎・日本舞踊・演奏会などの舞台に出演。長唄協会会員。 |
名前 | オレグ・プリミアーニ |
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肩書き | 大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 大東文化大学大学院外国語学研究科日本言語文化学専攻博士課程後期課程修了 博士(日本言語文化学)。専門は三十六歌仙。論文に「江戸初期の東照宮三十六歌仙扁額の歌仙和歌本文−日光本系統・久能山本系統を中心に−」(『水門』第26号)他。 |
名前 | 高橋華風 |
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肩書き | 元大東文化大学外国語学部講師、池坊准華督 |
プロフィール | 池坊お茶の水学院卒業。1970年最高職準華督取得。2001年より大東文化大学外国語学部日本語学科でいけばなを指導。華道家元池坊特別会員講習会「立花」「自由花」、旧七夕会池坊全国華道展をはじめ、2001年「チャリティー花遊びカントリーミュージック」、2014年「輝きの季心でいける」等、幅広く活動。 |