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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-28 / その他教養:日本史 / 学内講座コード:112

神社から学ぶ古代史−古代東国の古社を学ぶ−

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 東松山校舎(埼玉県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
10月5日、12日、19日、26日
水曜日
11月7日
講座回数
5
時間
10:55~12:25
講座区分
後期 
入学金
5,000円
受講料
11,000円
定員
40
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

≪古代・中世の東国史を学ぶ Part26≫

第1回 総論 古代社会に宿る神社と神々【担当:関 和彦】
 古代、村ごとに神社があった。神社なくして人々の生活はなかった。人々は山・川・海の三元素が織り成す自然世界に身を置き、その本質を見抜き、日々を生き抜いてきた。今も坐す神々、わたしたちの傍に坐す神々を身近に感じる中で改めて地域社会を眺めてみよう。

第2回 氷川神社と古代武蔵国【担当:宮瀧 交二】
 さいたま市大宮区に鎮座する氷川神社は、“武蔵国の一の宮”として広く親しまれています。「大宮」という地名も、もちろん氷川神社に由来するものです。ここでは、最近ようやくその詳細が明らかになってきた氷川神社の歴史についてお話します。氷川神社が奈良時代に急速に発展したのは何故か?「氷川」という名称はどこに由来するのか?といった疑問も、本講座で文字通り“氷解”することと思います。
 
第3回 寒川神社・大山阿夫利神社と古代相模国【担当:荒井 秀規】
 相模国一宮の寒川神社は、八方除の守護神として有名な相模国唯一の名神大社です。祭神の寒川比古命・寒川比女命は記紀に見えません。大山阿夫利神社も同じく式内の古社で、大山に鎮座する山の神です。江戸時代には関東各地に大山講が組織され、参拝登山は、神宮寺の大山寺ともども今に至るまで盛んです。相模国を代表する両社の謎に迫り、最終回のフィールドスタディーにつなぎます。

第4回 大國魂神社と古代武蔵国【担当:小野 一之】
 東京都府中市の市街地の中心に鎮座する大國魂神社は、「六所宮」と呼ばれた武蔵国の「総社」です。小野神社・氷川神社・秩父神社など、武蔵国内の有力な六つの神社の祭神を祀り、現在も例大祭「くらやみ祭」が毎年五月に盛大に行われます。この「くらやみ祭」を通して、古代から中世の転換期における武蔵国の歴史や、国府と総社の関係を探っていきます。

第5回 フィールドスタディー「参詣・大山阿夫利神社」【担当:宮瀧 交二】
 「神社から学ぶ古代史」のまとめは、神奈川県伊勢原市の大山阿夫利神社への参詣をもって代えたいと思います。江戸時代から、農作物の豊作や厄除けを願う人々の熱心な信仰を集めてきた「大山」ですが、現在でもその参道は、かつての賑いをしのばせてくれます。秋の一日、是非御一緒に大山参詣をお楽しみ下さい。

備考

※フィールドスタディー当日はお弁当をご持参ください。ケーブルカー等の運賃は各自負担となります。詳細は講座内で説明します。また当日は講座曜日・時間が通常とは異なりますので予めご了承ください。なお、当日の道路状況により帰着時間が遅くなる場合があります。(観光バスを使用します。)

講師陣

名前 関 和彦
肩書き 日本地名研究所所長、京都造形芸術大学客員教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学科修士課程修了。博士(歴史学 國學院大学)。専門は日本古代史。著書に『古代出雲の深層と時空』他。第1回古代歴史文化しまね賞受賞。島根半島四十二浦巡り再発見研究会等で活動中。
名前 宮瀧交二
肩書き 大東文化大学文学部教授
プロフィール 立教大学大学院文学研究科博士後期課程学位予備論文提出退学 博士(学術)。専門は日本古代・中世史、博物館学。埼玉県立博物館主任学芸員を経て現職。編著書に『歴史を読む』『人物・事件でわかる日本史』他。
名前 荒井秀規
肩書き 元明治大学講師
プロフィール 明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学 修士(文学)。専門は日本古代史。著書に『覚醒する<関東>』他。高麗浪漫学会理事として活動中。
名前 小野一之
肩書き 府中市郷土の森博物館館長
プロフィール 中央大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程前期課程修了 修士(文学)。専門は日本古代史。著書に『武蔵府中くらやみ祭』他。
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