講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-05 / その他教養:その他趣味 / 学内講座コード:111
1日体験・日本文化へのいざない
- 開催日
- 金曜日
10月12日、19日、26日
11月9日、16日、30日
(11月2日、23日休)
- 講座回数
- 6
- 時間
- 13:15~14:45
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
日本の伝統文化を代表する茶道・華道と、日本舞踊・長唄三味線・仏教美術・三十六歌仙。贅沢なメニューを各種取りそろえたオムニバス形式の講座です。それぞれの分野でプロとして活躍中の外国語学部日本語学科「日本文化特別演習1・2」をはじめとする講師陣が、日本の伝統文化と舞台芸術の真髄を語り、日本文化入門の手ほどきをいたします。この機会に、ぜひ、日本文化のさまざまな魅力に触れてみてください。きっと、その先には豊かな世界が広がることでしょう。
第1回 王朝文化の華「三十六歌仙絵」―群馬県太田市・世良田東照宮蔵「三十六歌仙扁額」の美―【担当:オレグ・プリミアーニ】
徳川家康は没後、東照大権現として東照宮に祀られました。東照宮の三十六歌仙扁額は、二代将軍秀忠・三代将軍家光がこれを全国各地の東照宮拝殿に奉納したことに始まります。群馬県太田市の世良田東照宮には、江戸初期、家光が奉納した三十六歌仙扁額が伝来しています。狩野派絵師三名(源四郎・休白・元俊)が歌仙絵を描き、歌仙和歌筆者は青蓮院門跡尊純法親王と伝えられ、群馬県指定重要文化財に認定されています。歌人の肖像画、和歌の意味、散らし書きの様式をじっくりと味わってみましょう。
第2回 茶道の楽しみ―暮らしの中のお茶の時間【担当:菊池 明子】
一服のお茶を介して亭主と客が心を通わせ、季節の風情を楽しむ「お茶の時間」。ひと工夫すれば、現代の暮らしの中でも、茶道を身近に感じていただくことができます。お茶やお菓子のいただき方の基本を学び、テーブル席で実際にお茶を点ててみましょう。初めての方も、継続して参加される方も「お茶の時間」をご一緒に楽しみませんか。
※講座時に、水屋料(お抹茶、和菓子代)として、300円徴収いたします。
第3回 日本舞踊 ~よみがえる江戸のしぐさ~【担当:花柳 楽彩】
日本舞踊のはじまりは、豊臣秀吉のころ、慶長年間にさかのぼります。
さまざまな時代や身分の男女が織りなす人間模様が描かれた舞踊には、それぞれの時代の生活や風情を垣間見ることができます。
今回は、長唄『秋の色種』を通して、日本舞踊の楽しみ方を、実演と映像を交えてお話していきます。実際にお扇子を使って、和のしぐさを体験していただき、昔の人々の暮らしに想いを馳せてみたいと思います。
第4回 和と美の世界・池坊華道【担当:高橋 華風】
草木の生命と向かいあう心の文化、いけばな。 その源流は、池坊でした。 聖徳太子が創建したと伝える六角堂(頂法寺)は、池坊が代々住職を務め、 朝夕仏前に花を供えてきたので、「いけばな発祥の地」と呼ばれています。
仏さまへの手向けの花から、もてなしの花へと発展してきたいけばなの歴史をたどり、いけばなを体験していただきます。生けたお花は御自宅にお持ち帰りになって、お部屋に飾って、花のいのちを感じてください。
※講座時に、花材費として800円徴収いたします。
第5回 音色−長唄三味線−【担当:杵屋 喜太郎】
約400年の歴史を持つ長唄は、歌舞伎の伴奏音楽として発展した三味線音楽です。
「京鹿子娘道成寺」「勧進帳」「鏡獅子」などの名曲の映像や演奏を御覧いただき、日本の伝統音楽の魅力をお伝えいたします。
一日体験として、実際に三味線を手に取り、音をだしてみてください。
第6回 発見!仏教美術の魅力−飛鳥・白鳳時代−【担当:菅野 友巳】
仏教伝来は、日本の文化を大きく変え、新しい信仰として、天皇や貴族をはじめ、人々の中に浸透していきます。飛鳥・白鳳、奈良、平安、鎌倉時代に至るまで、寺院建築やこれらを荘厳する仏像、仏画、工芸など様々な日本の仏教美術が花開きます。秋期は、飛鳥・白鳳時代を中心に仏像以外の絵画・工芸についてもお話します。仏教美術の奥深さを、より一層、深く感じて頂きたいと思います。
第1回 王朝文化の華「三十六歌仙絵」―群馬県太田市・世良田東照宮蔵「三十六歌仙扁額」の美―【担当:オレグ・プリミアーニ】
徳川家康は没後、東照大権現として東照宮に祀られました。東照宮の三十六歌仙扁額は、二代将軍秀忠・三代将軍家光がこれを全国各地の東照宮拝殿に奉納したことに始まります。群馬県太田市の世良田東照宮には、江戸初期、家光が奉納した三十六歌仙扁額が伝来しています。狩野派絵師三名(源四郎・休白・元俊)が歌仙絵を描き、歌仙和歌筆者は青蓮院門跡尊純法親王と伝えられ、群馬県指定重要文化財に認定されています。歌人の肖像画、和歌の意味、散らし書きの様式をじっくりと味わってみましょう。
第2回 茶道の楽しみ―暮らしの中のお茶の時間【担当:菊池 明子】
一服のお茶を介して亭主と客が心を通わせ、季節の風情を楽しむ「お茶の時間」。ひと工夫すれば、現代の暮らしの中でも、茶道を身近に感じていただくことができます。お茶やお菓子のいただき方の基本を学び、テーブル席で実際にお茶を点ててみましょう。初めての方も、継続して参加される方も「お茶の時間」をご一緒に楽しみませんか。
※講座時に、水屋料(お抹茶、和菓子代)として、300円徴収いたします。
第3回 日本舞踊 ~よみがえる江戸のしぐさ~【担当:花柳 楽彩】
日本舞踊のはじまりは、豊臣秀吉のころ、慶長年間にさかのぼります。
さまざまな時代や身分の男女が織りなす人間模様が描かれた舞踊には、それぞれの時代の生活や風情を垣間見ることができます。
今回は、長唄『秋の色種』を通して、日本舞踊の楽しみ方を、実演と映像を交えてお話していきます。実際にお扇子を使って、和のしぐさを体験していただき、昔の人々の暮らしに想いを馳せてみたいと思います。
第4回 和と美の世界・池坊華道【担当:高橋 華風】
草木の生命と向かいあう心の文化、いけばな。 その源流は、池坊でした。 聖徳太子が創建したと伝える六角堂(頂法寺)は、池坊が代々住職を務め、 朝夕仏前に花を供えてきたので、「いけばな発祥の地」と呼ばれています。
仏さまへの手向けの花から、もてなしの花へと発展してきたいけばなの歴史をたどり、いけばなを体験していただきます。生けたお花は御自宅にお持ち帰りになって、お部屋に飾って、花のいのちを感じてください。
※講座時に、花材費として800円徴収いたします。
第5回 音色−長唄三味線−【担当:杵屋 喜太郎】
約400年の歴史を持つ長唄は、歌舞伎の伴奏音楽として発展した三味線音楽です。
「京鹿子娘道成寺」「勧進帳」「鏡獅子」などの名曲の映像や演奏を御覧いただき、日本の伝統音楽の魅力をお伝えいたします。
一日体験として、実際に三味線を手に取り、音をだしてみてください。
第6回 発見!仏教美術の魅力−飛鳥・白鳳時代−【担当:菅野 友巳】
仏教伝来は、日本の文化を大きく変え、新しい信仰として、天皇や貴族をはじめ、人々の中に浸透していきます。飛鳥・白鳳、奈良、平安、鎌倉時代に至るまで、寺院建築やこれらを荘厳する仏像、仏画、工芸など様々な日本の仏教美術が花開きます。秋期は、飛鳥・白鳳時代を中心に仏像以外の絵画・工芸についてもお話します。仏教美術の奥深さを、より一層、深く感じて頂きたいと思います。
講師陣
名前 | オレグ・プリニアーニ |
---|---|
肩書き | 大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 大東文化大学大学院外国語学研究科日本言語文化学専攻博士課程後期課程修了 博士(日本言語文化学)。専門は三十六歌仙。論文に「江戸初期の東照宮三十六歌仙扁額の歌仙和歌本文−日光本系統・久能山本系統を中心に−」(『水門』第26号)他。 |
名前 | 菊池明子 |
---|---|
肩書き | 大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 表千家茶道講師、茶名は菊池宗明。表千家同門会会員。 |
名前 | 花柳楽彩 |
---|---|
肩書き | 大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 日本舞踊協会会員、花柳流師範。長唄三味線演奏家の父、日本舞踊家の母のもとで、幼少時より日本舞踊を始める。平成10年より重要無形文化財であった故・二世花柳壽楽師の内弟子として10年間修業を積み、現在は三代目花柳寿楽師、花柳典幸師に師事。現在、読売文化センター恵比寿、学習院女子中高日舞部で日本舞踊を教えながら、舞台などで活躍。 |
名前 | 高橋華風 |
---|---|
肩書き | 元大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 池坊お茶の水学院卒業。1970年最高職準華督取得。2001年より大東文化大学外国語学部日本語学科でいけばなを指導。華道家元池坊特別会員講習会「立花」「自由花」、旧七夕会池坊全国華道展をはじめ、2001年「チャリティー花遊びカントリーミュージック」、2014年「輝きの季心でいける」等、幅広く活動。 |
名前 | 杵屋喜太郎 |
---|---|
肩書き | 大東文化大学外国語学部講師 |
プロフィール | 早稲田大学在学中に長唄に興味を持ち、卒業後、杵屋直吉師に入門。平成11年に長唄宗家杵屋喜三郎師より杵屋喜太郎の名を許される。杵屋彌四郎師・松永忠次郎師にも師事。現在、歌舞伎・日本舞踊・演奏会などの舞台に出演。長唄協会会員。 |
名前 | 菅野友巳 |
---|---|
肩書き | 大東文化大学外国語学部講師、大東文化大学東洋研究所兼任研究員 |
プロフィール | 日本大学芸術学部大学院博士後期課程単位取得満期退学。専門は舞台芸術、舞台形成論。 |