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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-05 / その他教養:心理 / 学内講座コード:014

よくわかる中国事情

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
金曜日
10月5日、19日
11月9日、30日
12月14日
講座回数
5
時間
13:30~15:00
講座区分
後期 
入学金
5,000円
受講料
9,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

第1回、第2回 都市化と都市問題【担当:小島 麗逸】
 1990年代中期から2014、15年頃までを’黄金期’と呼ぶ。この黄金期を作り出した政策とこの政策が作り出した矛盾について講じる。
 第1回目は経済発展の孵化器であった各種経済開発区の機能と巧能、第2回目はそれが生み出した最大の問題を講ずる。それはスラムの形成と人間差別である。これにようやく手をつけ始めたが、スラム街の再開発がうまくいくか否かを講ずる。

第3回 中国をめぐる周辺国の緊と緩 −東南アジア諸国を中心に−【担当:徳植 勉】
 東南アジア諸国にとって、中国に対する脅威は南シナ海進出だけではない。今年6月にベトナムで起きた大規模な反中暴動は、ある法改正が契機となっている。その背景には経済大国として海外進出する中国の存在がある。その一方で、中国の強い経済力を頼みとして、歩み寄る国も多い。今回は東南アジア諸国を中心に中国との「緊」と「緩」の情勢を見ながら、中国の対外戦略を展望する。
 
第4回 「中国共産党100年史」研究【担当:岡崎 邦彦】
 毛沢東‐鄧小平(胡耀邦・趙紫陽)‐江沢民‐胡錦濤‐習近平、それぞれ時代の内政、外交、日中交流の相互関係について、わかりやすく解説し、今日中国の繁栄を築いた鄧小平の改革開放路線と世界戦略について明らかにしよう。さらに、習近平にとって、中国が21世紀半ばにアメリカを抑えて世界の覇者(中華振興)となるには、どのような政治と外交思想が必要となるか、あるいはそれが失敗し逆に統一中国の分裂と秩序崩壊がやって来るとすれば、どの方面からやってくるのかを大胆に指摘しよう。

第5回 満州族と満州語【担当:中嶋 幹起】
 春期講座は上映中の韓国映画「天命の城」に話の中心を置いて解説いたしました。清鮮関係の理解には満洲語が必要でした。今回は、その続きで、言語の解説に重点をおきます。
 満洲人の清朝が支配した時代、満洲語は清王朝の「国語」の地位にありました。満洲語は現在、新彊の一部で話されているほかには、消滅寸前の状態にありますが、いまも中国を理解するうえで重要な言語に変わりありません。

講師陣

名前 小島麗逸
肩書き 大東文化大学名誉教授
プロフィール 一橋大学経済学部卒業。専門は中国経済論、アジア経済論。著書論文に『中国経済の巨大化と世界への影響』他。
名前 徳植勉
肩書き (一般社団法人)中国研究所所員
プロフィール 筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了 修士(国際学)。専門は東南アジア地域研究。著書論文に『一粒のアジア文化 アジア文化試論』他。第1回フーコー研究論文コンテスト優秀賞受賞他。日本国際客家文化協会理事他で活動中。
名前 岡崎邦彦
肩書き 大東文化大学東洋研究所教授
プロフィール 大東文化大学大学院修了 経済修士。専門は中国共産党史、日中関係史、中国外交。著書論文に「西安事変後の国共交渉−西安事変70周年」他。現在東洋研究所「中国21世紀の発展と課題」研究班を主宰している。
名前 中嶋幹起
肩書き 東京外国語大学名誉教授、元大東文化大学外国語学部教授
プロフィール 東京外国語大学大学院修士修了 文学博士(東北大学)。専門は東アジアの言語。著書論文に『現代広東語辞典』他。金田一京助博士記念賞、新村出賞受賞。
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