講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-05 / その他教養:文学 / 学内講座コード:009
岡倉天心の旅路(7)
- 開催日
- 水曜日
10月10日、24日
11月7日
- 講座回数
- 3
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 5,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
『東洋の理想』を読み解く
今回は天心(覚三)がインド滞在中の1902年に執筆したThe Ideals of The East(英文三部作で最初に刊行)『東洋の理想』の成立過程やその意義について中国旅行での見分からも考察する。「アジアは一つ」だけがクローズアップされたが、多文化共存が理想の本質である。
また同書の副題special reference to The art of Japanにあるように、日本美術史についての著者の見解を考えてみる重要な資料であり、『国華』や1900年のパリ万博に出品された日本美術史書との関連にも言及する。同書は伊藤若冲を最初に評価した記述ではなかろうか。
本講座はシリーズですが、初めての方も歓迎いたします。
今回は天心(覚三)がインド滞在中の1902年に執筆したThe Ideals of The East(英文三部作で最初に刊行)『東洋の理想』の成立過程やその意義について中国旅行での見分からも考察する。「アジアは一つ」だけがクローズアップされたが、多文化共存が理想の本質である。
また同書の副題special reference to The art of Japanにあるように、日本美術史についての著者の見解を考えてみる重要な資料であり、『国華』や1900年のパリ万博に出品された日本美術史書との関連にも言及する。同書は伊藤若冲を最初に評価した記述ではなかろうか。
本講座はシリーズですが、初めての方も歓迎いたします。
講師陣
名前 | 岡倉登志 |
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肩書き | 大東文化大学名誉教授 |
プロフィール | 明治大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学 修士(文学)。専門は西洋史、明治時代の世界史、アフリカ政治(史)。著書に『二つの黒人帝国』他。『二つの黒人帝国』で駿台史学会賞受賞。天心研「鵬の会」代表として活動中。 |