講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-05 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:017
傑作の条件を考える
- 開催日
- 金曜日
10月6日、13日、20日
- 講座回数
- 3
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 5,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
〈読む〉から〈書く〉へ−魅力的な文章の秘密はどこにあるのか−
読む人の気持ちを動かす文章の秘密はどこにあるのでしょうか?まず芥川賞の最新受賞作を手初めに、さまざまな作品の傑作の条件を検討していきます。扱う文章は、いわゆる「名文」ばかりではありません。「悪文」にも驚くべき魅力を持つ例があるからです。川端康成の『伊豆の踊子』の名高い冒頭文は、あえて文法的規則を無視した魅力を放つものです。
書くこともまた魅力的な文を読むことが出発点となります。「なるほど」と思った文章に出会ったとき、情動にスイッチが入り、自らも書くことへと誘惑されます。本講座は小説を中心に、その「さわり」の部分を鑑賞することから、さまざまなジャンルの文章に共通する書くための基本的な方法を学びます。鑑賞から創作へ、読むことから書くことに向かう入門と応用を兼ねた講座です。
読む人の気持ちを動かす文章の秘密はどこにあるのでしょうか?まず芥川賞の最新受賞作を手初めに、さまざまな作品の傑作の条件を検討していきます。扱う文章は、いわゆる「名文」ばかりではありません。「悪文」にも驚くべき魅力を持つ例があるからです。川端康成の『伊豆の踊子』の名高い冒頭文は、あえて文法的規則を無視した魅力を放つものです。
書くこともまた魅力的な文を読むことが出発点となります。「なるほど」と思った文章に出会ったとき、情動にスイッチが入り、自らも書くことへと誘惑されます。本講座は小説を中心に、その「さわり」の部分を鑑賞することから、さまざまなジャンルの文章に共通する書くための基本的な方法を学びます。鑑賞から創作へ、読むことから書くことに向かう入門と応用を兼ねた講座です。
備考
【テキスト】『書き出しは誘惑する』 中村邦生著 岩波書店 907円(税込) 講座の初回に事務局窓口で販売いたします。
講師陣
名前 | 中村邦生 |
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肩書き | 大東文化大学名誉教授、作家 |
プロフィール | 立教大学大学院英米文学専攻博士課程単位取得退学 文学修士。専門は比較文学・小説制作。著書に『転落譚』他。『文學界』(文芸春秋社)新人賞受賞。小島信夫作品集成(全24巻)編集委員等で活動中。 |