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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-05-11 / 文学 / 学内講座コード:105

映画で探る21世紀文化史

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 東松山校舎(埼玉県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
木曜日
5月18日、25日
6月1日、8日、22日
(6月15日休)
講座回数
5
時間
13:15~14:45
講座区分
数回もの 
入学金
5,000円
受講料
9,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

変わりゆく風景と暮らしの中で

 現在、映画はどのように「世界」を捉えているのでしょうか。グローバル化がより一層進み、生活や価値観の変容が迫られる中、従来の国別の文化の捉え方では見えにくくなっている側面もあります。21世紀の世界の映画に描かれる様々な人生模様を通して、私たちの人生の可能性をより豊かにしていくためのヒントを得ることができるでしょう。たとえば、東南アジアの新しい動向として、『ブンミおじさんの森』(タイ、2010)、『イロイロ ぬくもりの記憶』(シンガポール、2013)、『SHIFT~恋よりも強いミカタ』(フィリピン、2013)、新旧の女性観の狭間を描く『チャドルと生きる』(イラン、2000)、『エレナの惑い』(ロシア、2011)、あるいは、「英・米」の現状を鋭く異質な眼差しで捉えるウェス・アンダーソン監督『ダージリン急行』(アメリカ、2007)、マイク・リー監督『人生は時々、晴れ』(イギリス、2002)や、ボリウッド映画の伝統とも一線を画す『スタンリーのお弁当箱』(インド、2011)、セルビア映画『ウェディング・ベルを鳴らせ!』(2007)など・・・。変わりゆく風景と暮らしの中を多様にたくましく生きる人々の姿を探ることで、「世界」の見え方も必ずや変わってくることでしょう。

講師陣

名前 中垣恒太郎
肩書き 大東文化大学経済学部教授
プロフィール 専門はアメリカ文学・比較メディア文化研究。著書に、『マーク・トウェインと近代国家アメリカ』他。
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