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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-05 / 文学:芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:021

こんなに楽しい伝統芸の世界(2)隅田川ゆかりの古典芸能

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
土曜日
10月8日、15日、22日、29日
※10月29日のみ13:00~16:00
講座回数
5
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
5,000円
受講料
7,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

こんなに楽しい伝統芸の世界?
隅田川ゆかりの古典芸能

第1回 隅田川と古典文学−“梅若”伝説を中心に−」(宮瀧交二)
 昨年度の入門講座に引き続き、今年度は、隅田川ゆかりの古典芸能に絞って講座を企画いたしました。
初回は、『伊勢物語』をはじめとして、隅田川が登場する古典文学作品を御紹介します。また、隅田川ゆかりの伝説として最もよく知られている“梅若”伝説を御一緒に学びたいと思います。

第2回 能『隅田川』・その物語の深層(三上紀史)
 能の名作『隅田川』の謡本(台本)の詞章と舞台上の演技の象徴的な意味を解明してみたいと思います。またビデオで上演舞台を鑑賞し、謡いと舞の一部を実演してみようと思っています。 

第3回 歌舞伎にみる「隅田川物」の世界(木村涼)
 歌舞伎の「隅田川物」に関する演目でよく上演されるものとして、「隅田川続俤」(通称:「法界坊」)、鶴屋南北の「清玄・桜姫物」と「鏡山物」とを綯い交ぜにした「隅田川花御所染」、河竹黙阿弥の「都鳥廓白浪」(通称:「忍ぶの惣太」)などがあります。これらの演目を中心にとりあげ、歌舞伎における「隅田川物」の世界に迫っていきます。

第4回 フィールドスタディー「秋の隅田川に古典芸能の舞台を求めて」(木村涼)
 本講座の最終日では、浅草寺や木母寺など、古典文学、能、浄瑠璃、歌舞伎に描かれる「隅田川物」の世界につながる名所・旧跡を訪ねます。歴史・由緒がある場所を、実際、自分の足で歩き、自分の目で見ることによって、講義だけでは気がつかなかった新たな発見に出会うこともあります。フィールドスタディーを楽しみながら、「隅田川物」の世界を感じていきます。

備考

※フィールドスタディー当日の拝観料等は自己負担となります。詳細は講座内で説明します。また当日は講座時間が通常とは異なりますので予めご了承ください。

講師陣

名前 宮瀧交二
肩書き 大東文化大学文学部教授
プロフィール 立教大学大学院文学研究科博士後期課程学位予備論文提出退学 博士(学術)。埼玉県立博物館主任学芸員を経て現職。専門は日本古代・中世史、博物館学。編著書に『歴史を読む』『人物・事件でわかる日本史』他。
名前 三上紀史
肩書き 大東文化大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了 修士(文学)。専門は英米文学。著書に『石田茂嗣・能』他。1968年より三世梅若万三郎に師事。「中央区能に親しむ会」の解説担当。
名前 木村涼
肩書き 法政大学講師
プロフィール 法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士課程後期課程単位取得退学 博士(歴史学)。専門は日本近世史、日本近世文化史。著書に『七代目市川團十郎の史的研究』他。歌舞伎学会奨励賞他受賞。日本古文書学会運営委員等で活動中。
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