講座詳細情報
申し込み締切日:2016-10-04 / 芸術・文化:その他趣味 / 学内講座コード:008
より極める!日本文化の諸相
- 開催日
- 火曜日
10月11日、25日
11月8日、22日
12月6日
1月17日、31日
2月14日、28日
3月7日
※3月7日のみ8:30~17:00
- 講座回数
- 10
- 時間
- 12:00~13:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 5,000円
- 受講料
- 22,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
“眼の力”を養う
茶碗や茶入れには箱がついている物が多くあり銘や来歴を記している事があります。愛蔵した所蔵者や鑑定した人物がその評価やサインを入れるのですが中に、「箱書」の内容と「中身」の雰囲気が異なるケースがあります。例えば「根抜」(ねぬけ)という言葉が記されている場合、「根が抜けるほど古い」という意味から江戸の前の桃山期の制作を指すのですが、明らかにそれよりは若い時代(江戸)の作品が入っていたりします。いわゆる桃山期の“力”が無いのです。本講座では、こうした「物の力」を判断する「眼の力」を養うために様式を学びます。その力を身につけた上で最終講で山梨の古寺をめぐるフィールドスタディーを実施し自らの眼で仏像や建築を見極めます。準備する物など詳細は講座内でお知らせいたします。ふるってのご参加のお待ちしています。(当日は講座時間が変りますので予めご了承ください。)
茶碗や茶入れには箱がついている物が多くあり銘や来歴を記している事があります。愛蔵した所蔵者や鑑定した人物がその評価やサインを入れるのですが中に、「箱書」の内容と「中身」の雰囲気が異なるケースがあります。例えば「根抜」(ねぬけ)という言葉が記されている場合、「根が抜けるほど古い」という意味から江戸の前の桃山期の制作を指すのですが、明らかにそれよりは若い時代(江戸)の作品が入っていたりします。いわゆる桃山期の“力”が無いのです。本講座では、こうした「物の力」を判断する「眼の力」を養うために様式を学びます。その力を身につけた上で最終講で山梨の古寺をめぐるフィールドスタディーを実施し自らの眼で仏像や建築を見極めます。準備する物など詳細は講座内でお知らせいたします。ふるってのご参加のお待ちしています。(当日は講座時間が変りますので予めご了承ください。)
講師陣
名前 | 花村統由 |
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肩書き | 美術史家 |
プロフィール | 博士(教育学)。専門は日本美術史・美術教育(教科専門学)。著書論文に『日本中世史辞典』(共著)他。日本美術教育連合等で活動中。 |