大学公開講座のセカンドアカデミー

オリジナルの印をつくろう

　篆刻は古代文字の造形的な魅力に触れながら、刻ることの楽しさを体験できる奥深い芸術です。
　本講座は全５回で、３顆完成を目標とします。刻す印文や印材の大きさは受講生の用途や要望、レベルに応じて決めていきます。例えば、来年の年賀状に使用する干支印「丁酉」や「賀正」、書作品に使用する姓名印や雅号印、昨今の書展に見られるような故事成語の大印等です。
　毎回の講座では、前半に簡単な講義や鑑賞を行い、後半は実習や作品の添削にあてます。配布資料を用いて古典に根差した格調高い作品作りを目指します。
　初心者から経験者まで、篆刻の楽しさに触れていきましょう。

【持ち物】篆刻用具一式（詳細は講座の初回に説明します。）
※ご希望の方には、講座初回に書道用具専門店による用具の斡旋販売をいたします。

名前	権田　瞬一
肩書き	大東文化大学書道研究所客員研究員
プロフィール	大東文化大学中国文学科卒業。専門は篆刻、日本近代印人研究、金石学。著書論文に『成田山書道美術館蔵印譜解題』他。読売書法展準大賞（第31回）受賞。読売書法会理事、謙慎書道会常任理事、全日本篆刻連盟常任理事、書学書道史学会幹事他。