大学公開講座のセカンドアカデミー

ボールを使った基礎体力向上プログラム

　この講座は、テニス経験のない中高齢者（主に６０歳以上）を対象に、ボールを打つ、ラリーをするなどのテニス体験や、準備運動に含まれる基礎体力向上プログラムを行うことによって加齢にともなう筋力や筋量の低下、バランス能力や歩行速度の低下を予防することを目的として行われます。
　講座内容としては、ストレッチ運動、ラダーなどを使った有酸素運動、筋力やバランス能力を向上させる運動プログラムの実施、その後、軽ラケットと低反発のボールを使った基礎テニス運動を行うことです。最初は、ラケット面にボールを当てることから始め、その後、飛んでくるボールにラケットを当てる、最終的には、パートナーとストロークラリーをするというような段階的な指導を行います。したがって、テニス経験や筋力のない高齢者も無理なく始められます。
第１回　ガイダンス・基礎体力測定（学内）
第２回～第７回　実技（テニスコート）
第８回　プログラム効果測定（学内）

※対象者：健康な中高齢者（主に６０歳以上）
【持ち物】テニスシューズ、汗ふきタオル、帽子やサングラス（必要な方）（軽ラケットやボールは用意しますが、ご自身のラケットも使用可能です。）

名前	朴美香
肩書き	大東文化大学スポーツ・健康科学部講師
プロフィール	国立江原大学大学院修士課程修了 体育教育学修士。専門はテニス指導方法学。韓国、日本、ＵＳＡプロテニスコーチ資格取得。

名前	琉子友男
肩書き	大東文化大学スポーツ・健康科学部教授
プロフィール	順天堂大学大学院 医学博士。専門は運動生理学、高齢者体力学。著書論文に『これからの健康とスポーツの科学』他。