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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-04 / イタリア語 / 学内講座コード:009

イタリアの言語文化※水曜日※

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
水曜日
5月25日
6月8日、22日
7月6日、20日
講座回数
5
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
5,000円
受講料
9,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 本講座では、イタリアの言語文化の様々な側面について、3名の講師がそれぞれの専門性を活かしつつお話します。

第1回 新・イタリア紀行(3) (大月実)
 ゲーテの名著『イタリア紀行』に沿って文豪の足跡を辿りながら、イタリアの言葉と芸術の魅力に触れます。今期は、永遠の都ローマに焦点を当てて、その風土・歴史を背景とした言語・文化の特徴、ローマと関連の深い言語芸術などについてご案内します。また、ローマ(およびイタリア)の名所旧跡を訪ねる際に、知っておくと理解を深めるのに大いに役立つラテン語(の定型表現・略号など)についても紹介したいと思います(難しい文法は無用です)。 

第2回、3回 1516年のイタリア美術 (田辺 清)
 今からちょうど500年前のイタリアでは、いわゆる「三巨匠」といわれたレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエッロがローマ或いはフィレンツェで凌ぎを削っていた頃でした。その一方でヴェネツィアではティツィアーノそしてフィレンツェでもフラ・バルトロメオやアンドレア・デル・サルトといった次世代の画家たちの躍進もあって、まさに「盛期ルネサンス」隆盛の感がありました。そこで2回にわたって、その魅力を分析したいと思います。
1)ローマのレオナルドー孤独と挑戦
2)盛期ルネサンスの立役者たちーミケランジェロ・ラファエッロ・ティツィアーノほか

第4回、5回 プッリャ州の魅力を語る映画 (ダニエーレ・レスタ)
 プッリャ州は、アドリア海を隔ててギリシャ・バルカン半島と向き合い、南はイオニア海に面しているイタリアの長靴の「かかと」に当たる地域です。肥沃な平原が広がる地形で、古代からギリシア人とローマ人の他、さまざまな民族や文化の支配を受けた、この魅力に溢れた地域は、近年、数多くの映画のロケ地に選ばれています。セルジオ・ルビーニ、エドアルド・ウインスピアのようなプッリャ出身で、プッリャを自分の映画のモチーフにする監督の作品、またフェルザン・オズペテックの『Mine Vaganti』(邦訳『あしたのパスタはアルデンテ』、2010年)のような大ヒット映画と、Apulia Film Commission(プッリャ映画委員会)の役割に注目しながら、プッリャ州とイタリア映画の関係について考察を加えたいと思います。

講師陣

名前 大月実
肩書き 大東文化大学外国語学部教授
プロフィール 上智大学大学院博士課程後期課程修了 博士(言語学)。専門は言語学。著書に『A CognitiveLinguistic Study of Colour Symbolism』他。言語研究学会会長、日本認知言語学会理事。
名前 田辺 清
肩書き 大東文化大学国際関係学部教授
プロフィール 成城大学大学院文学研究科美学美術史専攻単位取得 文学修士。専門はイタリア・ルネサンス絵画史・比較芸術学。著書に『レオナルド・ダ・ヴィンチ』『岡倉天心−伝統と革新−』(編著)他。レオナルドやラファエッロを中心とした研究等多岐にわたり活動中。
名前 ダニエーレ・レスタ
肩書き 大東文化大学環境創造学部助教
プロフィール 大東文化大学大学院外国語学研究科日本言語文化学専攻博士後期課程修了、博士(日本言語文化学)。専門は比較文学・比較文化学。論文に「ちりめん本『The OGRES of OYEYAMA(『大江山』)』の翻訳―グリフィス訳『Raiko and the Shi-Ten Doji』の影響をめぐって―」(『東アジア比較文化研究』13)他。伊日研究会、東アジア比較文化国際会議で活動中。
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