大学公開講座のセカンドアカデミー

　平成２５年度税制改正により相続税の基礎控除が大きく変わりました。つまり、２０１４年までの基礎控除は、「５，０００万円＋１，０００万円×法定相続人の数」ですが、２０１５年から基礎控除が、「３，０００万円＋６００万円×法定相続人の数」に変わり、相続税における最高税率の引き上げなども行われました。そのため、今後、相続税の支払いをしなければならない人が増える可能性が高くなります。また、企業経営者や個人事業主の相続においては、後継者の育成と確保という「人的承継」も重要な経営課題となります。
　本講座では、相続税の改正ポイントと歴史に学ぶ人的承継の重要性について説明します。

名前	高沢　修一
肩書き	大東文化大学経済学部教授、キャリアセンター所長、税理士
プロフィール	大東文化大学大学院経営研究科博士後期課程修了　博士（経営学）。専門は事業承継税制。著書論文に『事業承継の会計と税務』他。