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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-07 / 経営:その他教養 / 学内講座コード:011

イタリアの言語文化※水曜日※

主催:大東文化大学地域連携センター大東文化大学 大東文化会館(東京都)]
問合せ先:地域連携センター TEL:03-5399-7399
開催日
水曜日
10月14日、28日
11月11日
◆追加申し込み受付中!
講座回数
3
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
5,000円
受講料
5,500円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

イタリアの言語文化

 本講座では、イタリアの言語文化の様々な側面について、3名の講師がそれぞれの専門性を活かしつつお話します。

第1回:新・イタリア紀行(2) (担当:大月実)
 ゲーテの名著『イタリア紀行』に沿って文豪の足跡をたどりながら、イタリアの言葉と芸術の魅力に触れます。今期<新・イタリア紀行(2)>では、フェッラーラからボローニャを通ってフィレンツェに至る街道を中心に巡っていきます。特にフィレンツェは、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェッリは勿論のこと、ダンテやマキャヴェッリを産み出した地であり、言語と思考・行動の関係を探る上でも重要です。人物に焦点を当てることでイタリア各地の特徴と人間模様を生き生きと描き出すことができればと思います。

第2回:北イタリア紀行−レオナルド・ダ・ヴィンチを中心に− (担当:田辺 清)
 前回、御紹介したフィレンツェに代表されるトスカナ地方は「万能の人」レオナルドを育てた地でもありました。今回はレオナルドとともに北上しイタリアはミラノからヴェネツィア周辺を訪れたいと思います。北イタリアでのレオナルドは多くの若い美術家たちに影響を与えるとともに彼らのパワーそして新天地の風土を吸収することで円熟した画法を開発しました。その辺りを検証したく存じます。

第3回:Cineturismo II ― イタリアで撮影された外国映画から生まれるフィルムツーリズム (担当:ダニエーレ・レスタ)
 “Itaiy is not a country.It’s an emotion.”
 1972年のビリー・ワイルダー監督のコメディ『Avanti!』(邦訳『お熱い夜をあなたに』)では、主人公のPamela Piggotが「イタリアは国ではありません。感動です。」というキャッチフレーズを初めて言う場面がありますが、世界の映画が古くからイタリアに魅力を感じてきたことが分かります。近年でも、イタリアをロケ地に選ぶ国際プロダクションが数多く確認されます。第69回アカデミー賞作品賞『イングリッシュ・ペイシェント』(『The English Patient』、1996年)や、ユネスコの世界遺産のマテーラの洞窟住居で撮影された『パッション』(『The Passion of the Christ』メル・ギブソン監督、2004年)、また今年ローマでも撮影された『007』シリーズの最新作『スペクター』(『Spectre』)などを中心として、このような国際的大ヒット映画が、イタリアの観光にどのような影響を与えるのか見てみたいと思います。

講師陣

名前 大月実
肩書き 大東文化大学外国語学部教授
プロフィール 上智大学大学院博士課程後期課程修了 博士(言語学)。専門は言語学。著書に『A CognitiveLinguistic Study of Colour Symbolism』他。言語研究学会会長、日本認知言語学会理事。
名前 田辺 清
肩書き 大東文化大学国際関係学部教授
プロフィール 成城大学大学院文学研究科美学美術史専攻単位取得 文学修士。専門はイタリア・ルネサンス絵画史・比較芸術学。著書に『レオナルド・ダ・ヴィンチ』『岡倉天心−伝統と革新−』(編著)他。レオナルドやラファエッロを中心とした研究等多岐にわたり活動中。
名前 ダニエーレ・レスタ
肩書き 大東文化大学環境創造学部助教
プロフィール 大東文化大学大学院外国語学研究科日本言語文化学専攻博士後期課程修了、博士(日本言語文化学)。専門は比較文学・比較文化学。論文に「ちりめん本『The OGRES of OYEYAMA(『大江山』)』の翻訳―グリフィス訳『Raiko and the Shi-Ten Doji』の影響をめぐって―」(『東アジア比較文化研究』13)他。伊日研究会、東アジア比較文化国際会議で活動中。
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