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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-10-16 / 日本史:自然科学・環境:心理

遺跡に学ぶ「弥生時代の大混乱~最新研究から」

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
12/16、1/27、2/24
すべて水曜日
講座回数
3
時間
13:30〜15:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
3,000円
定員
36
その他
各回 3,000円
受講当日の受付で受講日分 をお支払いください。
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

現代社会と同じように、約 2000 年前の社会も大混乱でした。発掘調査で出土した遺構や遺物をよくよく観察 するとそのことがわかります。考古学の手法で、ものいわぬ遺跡に、昔からある「社会の混乱」のありさまを 語らせます。(若林 邦彦記)

1回12/16水「誰が稲作を始めた?~列島編~」
日本列島の稲作開始時期は、地域によって500年以上遅れることがわかってきました。こんなに各地で開始時 期が違って「弥生時代」なんて呼べるのでしょうか?だれが列島中に稲作を広めたのでしょうか。みんなで一斉に 生業を変える混乱は誰を主体にして起こったのでしょうか。「縄文人と弥生人の相克」の真偽を探ります。

2回1/27水「弥生の人々と『いくさ』」
農耕社会が発展していく弥生時代は、人々が武器を準備して戦争をし始 めた時代だともいわれています。中国の史書にそう書かれているし、環濠 集落や高地性集落は戦乱に備えたムラの跡といわれます。でも、本当に そんなに好戦的だったのでしょうか?集落遺跡とそこから出土する石器、 また、最新の暦年代研究をふまえて考えます。キーワードは「シンボルとし ての戦争」です。

3回2/24水「水害と共にあった弥生のくらし」
弥生時代、人々が多く住む平野部は、低湿地が多く洪水も頻繁に起こる場所でし た。しかし、かれらはそこを動きません。なぜでしょうか。水害の混乱を前提に生き た彼らの在り方とそれが大きく変わる古墳時代の社会への変化が遺跡調査の実 態からみえてきます。現代の課題でもある、災害へのレジリエンス(復興)と地域 社会とは何か、を2000~1500年前にさかのぼって考えてみましょう。

備考

資料: 当日配付いたします。

受講される皆様へ
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご協力をお願いします。
※ご協力いただけない場合は入室をお断りすることがございます。
<検温・健康管理のご協力>
日常的に体温測定及び健康観察をお願いいたします。入室時に検温をいたし ます。37.5°C以上の発熱や風邪症状等の不調がある場合は受講をお断りし ます。
<マスク着用のご協力> 構内では常にマスクをご着用ください。咳、くしゃみなどをする際は、咳エチ ケットを守ってください
<手洗い・消毒のご協力>
入口に消毒液を設置しています。手指消毒を徹底してください。
<その他>
厚生労働省が配布している新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) をご利用ください。 日頃より行動履歴(いつどこに立ち寄ったか、誰とどこで会ったか等)の自 己記録をつけましょう。
受付は講義開始の 45 分前からです。ロビーの混雑を避けるため、受付を済 まされた方は会場に速やかにお入りください。
構内での会話はお控えください。
用具等の共用 ( 貸し借り ) はしないでください。 構内での飲食は原則禁止といたします。( 熱中症予防としての水分補給は適 宜行ってください。)
<下記事項に該当する方のご受講はご遠慮ください>
・新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方 ・同居家族や身近な知人に感染の疑いがある方 ・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域等へ渡航された方ならびに当該在住者との濃厚接触がある方感染時に重篤化する可能性の高い高齢者や持病のある方は、受講について 慎重な検討をお願いいたします。 公的機関(保健所等)から新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とする 要請がある場合、受講生の個人情報を提供する場合があります 。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため 同志社大学東京オフィスでは以下の対策を実施しています
〇スタッフは日常的に体温測定及び健康観察を行い、発熱又は風邪の症状が ある者は出勤いたしません。マスクを着用いたします。
〇勤務中の手洗い・手指消毒を徹底しています。 〇受講生同士の適切な間隔が保たれるようテーブルを配置し、1 テーブル 1
名の着席とします。
〇テーブル・イスなど手が触れる箇所を消毒清掃しています。 〇講師と受講生の間に飛沫飛散を防止するアクリルボードを設置する等、安全確保に努めます。
〇ドアを開放しビルの空調換気効果が最大になるよう努めます。

※感染状況に応じ、同志社大学の判断で休講する場合があります。

講師陣

名前 若林 邦彦
肩書き 同志社大学歴史資料館 教授
プロフィール 博士(文学)。1967年 生まれ。1992年同志社大 学大学院文学研究科文化史学専攻博士課 程前期修了。2019年「弥生時代地域社会 の構造と展開」で博士(文学)取得。同志社 大学歴史資料館専任講師を経て2018年 より歴史資料館教授。2019年より国立歴 史民俗博物館客員教授。京都市埋蔵文化 財研究所 発掘調査検証委員や京田辺市文 化財保護委員、交野市文化財審査委員会 委員なども歴任。著書:『「倭国乱」と高地性集落論』(新泉社/2013)など
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