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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-09-11 / 文学:芸術・文化:日本史

万葉集に学ぶ「テーマ別 万葉びとの暮らし」

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
10/15、11/19、12/17、1/21、3/18
すべて木曜日
講座回数
5
時間
13:00〜14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
3,000円
定員
36
その他
※各回 3,000円
お支払い: 受講当日の受付で受講日分 をお支払いください。
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

唐突に、これまでの生き方を問われ、否応なく自分たちの暮らしをあらためて振り返ってみることが求められた 2020 年。世の中が容易に対処することのできない問題に突き当たり、途方に暮れてただ祈るしかないような 時であっても、過去に目を向ければ、いまを生きるヒントが得られることがあるかもしれません。いったい万葉 びとは毎日をどんなふうに暮らしていたのか。万葉びとの悩みや苦しみ、そして楽しみや幸せを見つめます。(垣見 修司記)

1回 10/15 「万葉びとと疫病」
天然痘の流行で藤原四兄弟が亡くなった天平九年(737)は『万葉集』に載せられる数多くの歌が歌われた時期 にあたります。コロナ禍のもと、万葉びとと疫病との関わりを探ります。

2回 11/19「万葉びとと健康」
特効薬のない疫病はともかく、ふだんの病気に万葉びとはどんなふうに対処していたのでしょう。万葉の時代に もお医者さんはいて、動植物由来の漢方薬の知識もあったようです。

3回 12/17「万葉びとと賭け事」
万葉の時代、賭け事はよく行われていたようです。いま日本人が検察官に至るまで賭け事を楽しむのは無理も ないことかもしれません。モラルハザードのいま、万葉の歌から、賭け事を振り返ります。

4回 1/21「万葉びとと風習」
いまに伝わる年中行事や四季折々に行われる習慣を詠んだ歌を通じて、万葉びとの思いを探ります。たぶんい まの私たちが懐く心情とあまり変わるところはありません。

5回 3/18「万葉びとと親子」
妹背などの夫婦、男女間にやりとりされた相聞の歌は多いのですが、人間にとって家族はいつの時代も普遍的 なテーマです。とりわけ親子はどんなふうに歌われているでしょうか。

万葉集の魅力とは ー講師よりー
万葉集に収められている歌は、必ずしも上手なもの ばかりではありません。後世に盛んになる技巧を凝ら した歌を理解するためには知識的な習熟が求められ ますが、難解な万葉歌はただ歌い方が下手なだけと いうこともあります。万葉びとがテクニックはそこそ こにして歌うのは、ただ思いを表白することだけを念 頭に置いていたから。だからこそ万葉の歌は、いま の私たちにもストレートに伝わるのだと思います。


備考

資 料: 当日配付いたします

受講される皆様へ
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご協力をお願いします。
※ご協力いただけない場合は入室をお断りすることがございます。
<検温・健康管理のご協力>
日常的に体温測定及び健康観察をお願いいたします。入室時に検温をいたし ます。37.5°C以上の発熱や風邪症状等の不調がある場合は受講をお断りし ます。
<マスク着用のご協力> 構内では常にマスクをご着用ください。咳、くしゃみなどをする際は、咳エチ ケットを守ってください
<手洗い・消毒のご協力>
入口に消毒液を設置しています。手指消毒を徹底してください。
<その他>
厚生労働省が配布している新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) をご利用ください。 日頃より行動履歴(いつどこに立ち寄ったか、誰とどこで会ったか等)の自 己記録をつけましょう。
受付は講義開始の 45 分前からです。ロビーの混雑を避けるため、受付を済 まされた方は会場に速やかにお入りください。
構内での会話はお控えください。
用具等の共用 ( 貸し借り ) はしないでください。 構内での飲食は原則禁止といたします。( 熱中症予防としての水分補給は適 宜行ってください。)
<下記事項に該当する方のご受講はご遠慮ください>
・新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方 ・同居家族や身近な知人に感染の疑いがある方 ・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域等へ渡航された方ならびに当該在住者との濃厚接触がある方感染時に重篤化する可能性の高い高齢者や持病のある方は、受講について 慎重な検討をお願いいたします。 公的機関(保健所等)から新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とする 要請がある場合、受講生の個人情報を提供する場合があります 。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため 同志社大学東京オフィスでは以下の対策を実施しています
〇スタッフは日常的に体温測定及び健康観察を行い、発熱又は風邪の症状が ある者は出勤いたしません。マスクを着用いたします。
〇勤務中の手洗い・手指消毒を徹底しています。 〇受講生同士の適切な間隔が保たれるようテーブルを配置し、1 テーブル 1
名の着席とします。
〇テーブル・イスなど手が触れる箇所を消毒清掃しています。 〇講師と受講生の間に飛沫飛散を防止するアクリルボードを設置する等、安全確保に努めます。
〇ドアを開放しビルの空調換気効果が最大になるよう努めます。

※感染状況に応じ、同志社大学の判断で休講する場合があります。

講師陣

名前 垣見 修司
肩書き 同志社大学文学部 教授
プロフィール 博士(文学)。1973 年奈良県出身。1996 年同志社大学 文学部文化学科 国文学専攻卒。関西大学大学院 文学研究科 国文学専攻修了。研究分野 : 上代 日本文学『万葉集』巻十三の長歌や、古事記歌謡を主な対象とする。高等学校教諭を経て、2009-2012 高岡市万葉歴史館研究員。2013 年より同志社大学准教授。2017 年より現職。 2011 年第 4 回萬葉学会奨励賞受賞。著作 [ 論文 ]「下にも長く汝が心待て巻十三・三三〇五~三三 〇九問答歌考」(『萬葉』226 号 )
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