講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-30 / 文学:芸術・文化:その他教養
「源氏物語 帚木の巻を読む -2-」
- 開催日
- 第1回10/3, 第2回11/7, 第3回12/5,
第4回1/9, 第5回2/6, 第6回3/5
すべて木曜日
特別回:冷泉家の「端午の節句飾り」見学
5月下旬~6月 (詳細日程は12月以降に決定します)
- 講座回数
- 6回+特別回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 18,000円
- 定員
- 100
- その他
- 18,000円(講座のみ)
23,000円(6回+見学会)
5,000円(特別回の見学のみ)
特別回の料金には交通費は含みません。各自で集合場所までお越しください。
お支払いについて:本講座は事前振込み制です。
開講決定後、お申込み者にご案内(振込み依頼)を郵送いたします。期日までに入金が確認できない場合は受講いただけません。ご入金確認後、受講票をお送りします。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
第二帖・帚木(ははきぎ)の巻には「雨夜(あまよ)の品定め」と呼ばれる、有名な場面があります。ある雨の夜、数え17歳の光源氏に、年上の3人の男性が女性について語り明かします。前半は一般論、後半は経験談です。本講座では、源氏物語を京都人の視点で解釈していきます。初心者の方にも理解していただけるよう分かりやすく、そして面白くお話しします。
~これからの読みどころ~
第二帖・帚木(ははきぎ)の巻「雨夜(あまよ)の品定め」の後半を読んでいきます。経験談が語られる後半では、指食いの女・木枯らしの女・常夏の女・蒜(ひる)食いの女と、個性豊かな4人の女性について語られます。いずれも女性を冷ややかに見ていますが、裏返すと男性のエゴイズムが見え隠れします。そのことに男性たちは気づいていない、と紫式部は言いたかったのかもしれません。男女の仲は、今も昔も変わりません。ゆえに源氏物語は、今も読み継がれているのです。(岩坪健記)
冷泉家の「端午の節句」飾り 見学
冷泉家は、祖先に藤原俊成・定家といった勅撰和歌集の選者にもなった歌人を持ち、代々和歌を家業とする「和歌の家」です。冷泉家住宅は、現存する唯一の公家住宅であり重要文化財に指定されています。冷泉家では、季節の年中行事は旧暦で行われており、端午の節句は5月下旬~6月です。床の間に2体の大将さん(武者人形)をお祀りし、その前に左右にいくさの陣構えを模して幟(のぼり)をハの字に並べるものです。お屋敷の見学は通常は非公開ですが、公益財団法人冷泉家時雨亭文庫のご協力を得て見学させていただきます。
*冷泉家端午の節句飾り見学は14名以上のお申込みで催行いたします。実施日が確定次第、集合場所などの詳細をご案内いたします。
~これからの読みどころ~
第二帖・帚木(ははきぎ)の巻「雨夜(あまよ)の品定め」の後半を読んでいきます。経験談が語られる後半では、指食いの女・木枯らしの女・常夏の女・蒜(ひる)食いの女と、個性豊かな4人の女性について語られます。いずれも女性を冷ややかに見ていますが、裏返すと男性のエゴイズムが見え隠れします。そのことに男性たちは気づいていない、と紫式部は言いたかったのかもしれません。男女の仲は、今も昔も変わりません。ゆえに源氏物語は、今も読み継がれているのです。(岩坪健記)
冷泉家の「端午の節句」飾り 見学
冷泉家は、祖先に藤原俊成・定家といった勅撰和歌集の選者にもなった歌人を持ち、代々和歌を家業とする「和歌の家」です。冷泉家住宅は、現存する唯一の公家住宅であり重要文化財に指定されています。冷泉家では、季節の年中行事は旧暦で行われており、端午の節句は5月下旬~6月です。床の間に2体の大将さん(武者人形)をお祀りし、その前に左右にいくさの陣構えを模して幟(のぼり)をハの字に並べるものです。お屋敷の見学は通常は非公開ですが、公益財団法人冷泉家時雨亭文庫のご協力を得て見学させていただきます。
*冷泉家端午の節句飾り見学は14名以上のお申込みで催行いたします。実施日が確定次第、集合場所などの詳細をご案内いたします。
備考
教材:「大島本源氏物語 帚木・空蝉」増田繁夫(編)和泉書院1,620円(税込み)
- 各講座に関する注意事項 -
○各講座とも定員になり次第、受付を終了いたします。
○受講料のお支払い 事前振込み制の講座以外は初回に受付でお支払いください。
受付でのお支払いは現金のみです。開講後もしくは振込み後は受講料の払い戻しはいたしません。
○事前振込み 開講決定次第、「振込み依頼書」を郵送いたします。指定日までにお振込みください。
期日までに入金が確認できない場合は受講いただけません。ご入金後1週間を目安に「受講票」をお送りします。
○開講のご案内 事前振込み制口座に限りの講座開講可能になり次第、事務局から「受講票」をお送りします。受講票(ハガキ)は1講座1枚です。万が一、開講出来ない場合は初回の1週間前までにお申込いただいた方にご連絡いたします。
○受講時の注意事項 講義の録音、録画、講義中の写真撮影はご遠慮ください。録音は講師から許可があった場合のみ許可いたします。講義中は携帯電話の電源を切っていただくか、マナーモードにしてください。
○休講・補講
1、講師の都合および事故、台風、天災、交通機関ストライキ等によりやむを得ず休講する場合があります。その際に当初の日時を変更する場合があります。
2、休講及び補講の連絡は、事前に決定した場合は講座会場で、欠席の方にはメール等でお伝えいたします。
3、突然の天変地異や事故等により休講が当日決まった場合は、同志社大学HPに掲載し、メールもしくは電話にてお知らせします。
○受講キャンセル、当日の欠席
1、お申込み後にキャンセルされる場合は、同志社大学東京オフィスまで電話、メールで連絡してください。
2、受講料お支払い後のキャンセルには受講料の払い戻しはいたしません。
3、講座を欠席された場合、後日その日に配布された資料をお渡ししますのでお申し出ください。
4、事前の欠席連絡を要する講座につきましては、講座初回にご案内します。
- 各講座に関する注意事項 -
○各講座とも定員になり次第、受付を終了いたします。
○受講料のお支払い 事前振込み制の講座以外は初回に受付でお支払いください。
受付でのお支払いは現金のみです。開講後もしくは振込み後は受講料の払い戻しはいたしません。
○事前振込み 開講決定次第、「振込み依頼書」を郵送いたします。指定日までにお振込みください。
期日までに入金が確認できない場合は受講いただけません。ご入金後1週間を目安に「受講票」をお送りします。
○開講のご案内 事前振込み制口座に限りの講座開講可能になり次第、事務局から「受講票」をお送りします。受講票(ハガキ)は1講座1枚です。万が一、開講出来ない場合は初回の1週間前までにお申込いただいた方にご連絡いたします。
○受講時の注意事項 講義の録音、録画、講義中の写真撮影はご遠慮ください。録音は講師から許可があった場合のみ許可いたします。講義中は携帯電話の電源を切っていただくか、マナーモードにしてください。
○休講・補講
1、講師の都合および事故、台風、天災、交通機関ストライキ等によりやむを得ず休講する場合があります。その際に当初の日時を変更する場合があります。
2、休講及び補講の連絡は、事前に決定した場合は講座会場で、欠席の方にはメール等でお伝えいたします。
3、突然の天変地異や事故等により休講が当日決まった場合は、同志社大学HPに掲載し、メールもしくは電話にてお知らせします。
○受講キャンセル、当日の欠席
1、お申込み後にキャンセルされる場合は、同志社大学東京オフィスまで電話、メールで連絡してください。
2、受講料お支払い後のキャンセルには受講料の払い戻しはいたしません。
3、講座を欠席された場合、後日その日に配布された資料をお渡ししますのでお申し出ください。
4、事前の欠席連絡を要する講座につきましては、講座初回にご案内します。
講師陣
名前 | 岩坪 健(いわつぼ たけし) |
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肩書き | 同志社大学文学部 教授 |
プロフィール | 文学博士。1957年京都市生まれ。 1981年京都大学文学部国語学国文学科卒。1989年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。1991年「源氏物語古注釈の研究 ー 中世源氏学の流れー」で文学博士。1989年「源氏物語の二段階伝授について-河内方と四辻善成・一条兼良をめぐって」で第16回日本古典文学会賞受賞。2014年『源氏物語の享受 注釈・梗概・絵画・華道』で第15回紫式部学術賞を受賞。 |