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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-09-30 / 文学:宗教・哲学:心理

「フランツ・カフカ『 城』を読む」

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
第1・2回 10/9(水) , 第3・4回 11/20(水) ,
第5・6回 12/11(水),第7・8回 1/8(水) ,
第9・10回 2/12(水) , 第11・12回 3/11(水)
講座回数
全12回
時間
16:50~18:20 18:30~20:00(途中10分の休憩あり)
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
24,000円
定員
100
その他
※12回一括のみ
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

カフカの未完の長編小説『城』を佐藤優さんと中村うさぎさんとともに読み、人生の不条理を学ぶ講座です。
文学者の中村うさぎさん、同志社大学神学部客員教授にして21世紀の知の巨人佐藤優さんが縦横無尽に語り合います。

優れたテキストは、複数の異なる解釈で読み解くことが可能になります。チェコに生活の基盤を置いたユダヤ系ドイツ人作家フランツ・カフカ(1883~1924)の『城』はさまざまな読みを可能にする不思議なテキストです。いくら努力しても到達できない城、エキセントリックな登場人物たちが織りなす物語は、不条理なわれわれの世界を反映しているのだと思います。文学、心理学、神学、哲学、歴史学、さらにわれわれの感情など、さまざまな切り口からこの作品について、中村うさぎさんとの対論を通じて、解釈していきます。また、受講生との双方向性を重視します。京都から遠隔講義システムを用いて同志社大学神学部の学生たちも加わり、神の問題についても掘り下げていきます。(佐藤優記)

開催概要
『城』(白水uブックス)全25章を1回1章ずつ読みます。最終28回は2020年11月を予定しています。
今学期は10月~3月までの12回分を募集します。

*同志社大学で神学を学ぶ学生が遠隔講義システムを通じて参加いたします。

備考

教材:『城』 カフカ・コレクション(白水uブックス)新書 白水社1620円(税込み)毎回持参のこと。ご自身でご用意ください。


- 各講座に関する注意事項 -
○各講座とも定員になり次第、受付を終了いたします。
○受講料のお支払い 事前振込み制の講座以外は初回に受付でお支払いください。
 受付でのお支払いは現金のみです。開講後もしくは振込み後は受講料の払い戻しはいたしません。
○事前振込み 開講決定次第、「振込み依頼書」を郵送いたします。指定日までにお振込みください。
 期日までに入金が確認できない場合は受講いただけません。ご入金後1週間を目安に「受講票」をお送りします。
○開講のご案内 事前振込み制口座に限りの講座開講可能になり次第、事務局から「受講票」をお送りします。受講票(ハガキ)は1講座1枚です。万が一、開講出来ない場合は初回の1週間前までにお申込いただいた方にご連絡いたします。
○受講時の注意事項 講義の録音、録画、講義中の写真撮影はご遠慮ください。録音は講師から許可があった場合のみ許可いたします。講義中は携帯電話の電源を切っていただくか、マナーモードにしてください。
○休講・補講
 1、講師の都合および事故、台風、天災、交通機関ストライキ等によりやむを得ず休講する場合があります。その際に当初の日時を変更する場合があります。
 2、休講及び補講の連絡は、事前に決定した場合は講座会場で、欠席の方にはメール等でお伝えいたします。
 3、突然の天変地異や事故等により休講が当日決まった場合は、同志社大学HPに掲載し、メールもしくは電話にてお知らせします。
○受講キャンセル、当日の欠席
 1、お申込み後にキャンセルされる場合は、同志社大学東京オフィスまで電話、メールで連絡してください。
 2、受講料お支払い後のキャンセルには受講料の払い戻しはいたしません。
 3、講座を欠席された場合、後日その日に配布された資料をお渡ししますのでお申し出ください。
 4、事前の欠席連絡を要する講座につきましては、講座初回にご案内します。

講師陣

名前 佐藤 優(さとう まさる)
肩書き 同志社大学神学部 客員教授  作家・元外務省主任分析官
プロフィール 1960年東京都出身。1985年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。02年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され09年最高裁で有罪が確定し失職。13年執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った。05年『国家の罠』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。06年『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。19年『十五の夏』(上下巻)で第8回 梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。著書『同志社大学神学部』『神学の思考』 訳書にフロマートカ『なぜ私は生きているか』、監訳書『宗教改革から明日へ』など多数。
名前 中村 うさぎ(なかむら うさぎ)
肩書き 小説家、エッセイスト
プロフィール 1958年福岡県出身。同志社大学文学部英文学科卒業。OL、コピーライター、雑誌ライターなどを経て、1991年にライトノベル作家としてデビュー。『ゴクドーくん漫遊記』で人気を博す。ライトノベルを中心に作品を発表していたが、ショッピング依存症、ホストクラブ通いなどの浪費家ぶりや、自らの美容整形について赤裸々に書いたエッセイを発表。『ショッピングの女王』『ビンボー日記』『美人になりたい-うさぎ的整形日記』が大ヒット。主な著書に、『私という病』他多数。サンデー毎日で「うさぎとマツコの人生相談」連載中。佐藤優氏との共著に『死を語る』(PHP文庫)『聖書を読む』(文春文庫)がある。
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