講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-12 / その他教養 / 学内講座コード:0010
「明治維新150年 日本人はどう変わったのか(2)」
- 開催日
- 10/19,11/16,12/14,1/18,2/15(金)
- 講座回数
- 5
- 時間
- 13:30~15:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 100
- その他
- ※5回一括のみ
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座概要】
この150年の間、日本社会はひたすら直線的に進んできた。短期間に一等国に、そして軍事大国に。その分だけ崩壊も早かった。こうした時代に、日本社会を動かしたのはどういう人物だったのか、それぞれの時代を担った指導者を各界別に検証していく。そこからわかることは何か、を考えていきたい。各界に必ずボス的な存在の人物がいて、その枠組を決めていたことに気づかされる。日本的指導者論を考えたい。
第1回 10/19(金)「歴史に残る政治指導者とは誰か」
日本の政治指導者を伊藤博文から、現在の安倍晋三までの首相を見ることで、どのようなことがわかるのかを考えていく。理念型、実行型、調整型などさまざまなタイプがいるが、それぞれの時代を代表するにふさわしい首相とは誰だったのだろうか。
第2回 11/16(金)「日本を代表する思想家を考える」
思想や理念を持つタイプは、日本ではなかなか先頭に立てない。日本人は現実的だからである。鈴木大拙、西田幾太郎、新渡戸稲造などのほか内村鑑三、新島襄、日本人の性格的特徴をみていった柳田国男など幅広く取りあげていき、その思想の解剖を試みる。
第3回 12/14(金)「実業で名を成した人びと」
産業立国は明治のスタートにあたったときの国是であった。事業経営を利益追求の手段と考える経営者、経営哲学を重視する経営者に二分されるが、後者の代表である渋沢栄一を中心に考えていく。渋沢にとってフランスでの留学体験が柱になっている点に注目。
第4回 1/18(金)「軍事主導体制の軸になった軍人たち」
近代日本は後発の帝国主義国としての歩みを進めた。この道を率先して走った軍人が、つまりは名を残すことになった。山県有朋の潮流はどのような流れになったのか、その流れを分析することで、いくつかの問題を捉え直してみたい。昭和の軍人の誤りを見る。
第5回 2/15(金)「日本の文化を支えた人たち」
この回は、各種の文化活動のほか近代日本の文化政策を考えてみたい。伝統芸術と新しいタイプの芸術(新劇や小説など)との葛藤の中で、欧米文化に収斂したなかには日本人の生活意識を変えたものも含まれる。それは歌舞伎の世界にまで及んだのが特徴である。
この150年の間、日本社会はひたすら直線的に進んできた。短期間に一等国に、そして軍事大国に。その分だけ崩壊も早かった。こうした時代に、日本社会を動かしたのはどういう人物だったのか、それぞれの時代を担った指導者を各界別に検証していく。そこからわかることは何か、を考えていきたい。各界に必ずボス的な存在の人物がいて、その枠組を決めていたことに気づかされる。日本的指導者論を考えたい。
第1回 10/19(金)「歴史に残る政治指導者とは誰か」
日本の政治指導者を伊藤博文から、現在の安倍晋三までの首相を見ることで、どのようなことがわかるのかを考えていく。理念型、実行型、調整型などさまざまなタイプがいるが、それぞれの時代を代表するにふさわしい首相とは誰だったのだろうか。
第2回 11/16(金)「日本を代表する思想家を考える」
思想や理念を持つタイプは、日本ではなかなか先頭に立てない。日本人は現実的だからである。鈴木大拙、西田幾太郎、新渡戸稲造などのほか内村鑑三、新島襄、日本人の性格的特徴をみていった柳田国男など幅広く取りあげていき、その思想の解剖を試みる。
第3回 12/14(金)「実業で名を成した人びと」
産業立国は明治のスタートにあたったときの国是であった。事業経営を利益追求の手段と考える経営者、経営哲学を重視する経営者に二分されるが、後者の代表である渋沢栄一を中心に考えていく。渋沢にとってフランスでの留学体験が柱になっている点に注目。
第4回 1/18(金)「軍事主導体制の軸になった軍人たち」
近代日本は後発の帝国主義国としての歩みを進めた。この道を率先して走った軍人が、つまりは名を残すことになった。山県有朋の潮流はどのような流れになったのか、その流れを分析することで、いくつかの問題を捉え直してみたい。昭和の軍人の誤りを見る。
第5回 2/15(金)「日本の文化を支えた人たち」
この回は、各種の文化活動のほか近代日本の文化政策を考えてみたい。伝統芸術と新しいタイプの芸術(新劇や小説など)との葛藤の中で、欧米文化に収斂したなかには日本人の生活意識を変えたものも含まれる。それは歌舞伎の世界にまで及んだのが特徴である。
備考
資料:当日講師より配布いたします
会場:同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室
【講座に関する注意事項】
○受講料のお支払い: 事前振込み制の講座以外は初回に受付でお支払いください。 受付でのお支払いは現金のみです。開講後もしくは振込み後は受講料の払い戻しはいたしません。
○事前振込みの流れ: 開講決定次第、「振込み依頼書」を郵送いたします。指定日までにお振込みください。 期日までに入金が確認できない場合は受講いただけません。ご入金後1週間を目安に「受講票」をお送りします。
○開講のご案内: 開講可能になり次第、事務局から「受講票」をお送りします。受講票(ハガキ)は1講座1枚です。
○受講開始: 講座日には指定された教材がある場合は教材と受講票をご持参ください。受講票を講座受付にお出しください。出席印を 押印いたします。最終回まで保管をお願いします。全回出席の方には、最終回に「修了証」をお渡ししています。
○受講時の注意事項: 講義の録音、録画、講義中の写真撮影はご遠慮ください。録音は講師から許可があった場合のみ許可いたします。講義中は携帯電話の電源を切っていただくか、マナーモードにしてください。
○休講・補講:
1、講師の都合、天変地異、事故、交通機関ストライキ等によりやむを得ず休講する場合があります。その際に当初の日時を変更する場合があります。
2、休講及び補講の連絡は事前に決定した場合は講座会場でお伝えいたします。
3、突然の天変地異や事故などにより休講が当日判明した場合は、同志社大学HP、同志社東京HUBサイトに掲載し、メールにて直接お知らせします。
○受講キャンセル、 当日の欠席
1、お申込み後にキャンセルする場合は、同志社大学東京オフィスまでご連絡ください。電話、メールで承ります。
2、受講されている講座を欠席された場合、後日その日に配布された資料をお渡ししますのでお申し出ください。一部、欠席連絡を要する講座につきましては、講座初回にご案内します。
会場:同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室
【講座に関する注意事項】
○受講料のお支払い: 事前振込み制の講座以外は初回に受付でお支払いください。 受付でのお支払いは現金のみです。開講後もしくは振込み後は受講料の払い戻しはいたしません。
○事前振込みの流れ: 開講決定次第、「振込み依頼書」を郵送いたします。指定日までにお振込みください。 期日までに入金が確認できない場合は受講いただけません。ご入金後1週間を目安に「受講票」をお送りします。
○開講のご案内: 開講可能になり次第、事務局から「受講票」をお送りします。受講票(ハガキ)は1講座1枚です。
○受講開始: 講座日には指定された教材がある場合は教材と受講票をご持参ください。受講票を講座受付にお出しください。出席印を 押印いたします。最終回まで保管をお願いします。全回出席の方には、最終回に「修了証」をお渡ししています。
○受講時の注意事項: 講義の録音、録画、講義中の写真撮影はご遠慮ください。録音は講師から許可があった場合のみ許可いたします。講義中は携帯電話の電源を切っていただくか、マナーモードにしてください。
○休講・補講:
1、講師の都合、天変地異、事故、交通機関ストライキ等によりやむを得ず休講する場合があります。その際に当初の日時を変更する場合があります。
2、休講及び補講の連絡は事前に決定した場合は講座会場でお伝えいたします。
3、突然の天変地異や事故などにより休講が当日判明した場合は、同志社大学HP、同志社東京HUBサイトに掲載し、メールにて直接お知らせします。
○受講キャンセル、 当日の欠席
1、お申込み後にキャンセルする場合は、同志社大学東京オフィスまでご連絡ください。電話、メールで承ります。
2、受講されている講座を欠席された場合、後日その日に配布された資料をお渡ししますのでお申し出ください。一部、欠席連絡を要する講座につきましては、講座初回にご案内します。
講師陣
名前 | 保阪 正康 |
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肩書き | ノンフィクション作家・評論家 日本近現代史研究者 |
プロフィール | 1939年北海道生まれ。1963年同志社大学文学部社会学科卒。1972年『死なう団事件』で作家デビュー。2004年個人誌『昭和史講座』の刊行をはじめ一連の昭和史研究により菊池寛賞受賞。2017年『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞を受賞。近現代史の実証的研究を続け、これまで約4000人から証言を得ている。立教大学社会学部兼任講師、国際日本文化研究センター共同研究員などを歴任。 現在、朝日新聞書評委員などを務める。『陸軍省軍務局と日米開戦』『あの戦争は何だったのか』『昭和史の大河を往く』シリーズなど著書多数。近著『戦場体験者』(ちくま文庫/2018)『人を見る目』(新潮新書 /2018) 『こころをよむ近代日本人の精神史』(NHK出版 /2018)『昭和の怪物七つの謎』 (講談社現代新書 /2018)など。今秋には石橋湛山、東條英機などの人物論を刊行予定。2017年4月からNHKラジオで「声でつづる昭和人物史」を放送中。 |