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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-05-04 / その他教養:健康・医療 / 学内講座コード:0006

「いつまでも美しく健康」を科学する~生活習慣を変えるリレー講座~

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
5/11(金),6/8(金),6/29(金),7/13(金),7/27(金),
9/14(金),9/28(金)
講座回数
7
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
21,000円
定員
100
その他
一括のみ
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座概要】
いくつになっても若さや健康をうまく保ちたいと、誰もが思うもの。健康寿命という概念が広まり、健康や病気予防に関する情報を目にしない日はないほどです。本講座は、同志社大学生命医科学部の教授4名がリレーで登壇します。老化や糖化を防ぎ、機能の低下を避けることにつながる対策を学ぶ機会です。講義で紹介されるテストや測定などを通じてご自身の現状を把握し、対策を実践することで、最終回の頃のセルフチェックが楽しみになるはずです。

5/11(金)第1回アンチエイジング セルフチェックから始めよう!
アンチエイジングの目標は健康長寿です。身体は様々な部品から構成されており、加齢に伴いそれぞれの機能が衰えてゆきます。老化の仕方はヒトそれぞれ、筋肉の老化はサルコペニア、骨の老化は骨粗鬆症、血管の老化は動脈硬化、神経の老化は認知症につながります。30代、40代から老化の弱点が現れ、他の部分にまで悪影響を及ぼします。健康長寿を達成するためには老化のバランスをうまく保つことが大切です。セルフチェックで自分の老化の弱点を見つけましょう。自分の老化の弱点を知り、弱点を是正するための対策を練ることがアンチエイジングの第一歩です。

講師 米井 嘉一 (同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター 教授)


6/8(金)第2回筋トレと食事もバランスが大切
アンチエイジングのために重要なことは生活習慣の改善です。これは食育、知育、体育に分けられます。体育は有酸素運動、筋肉負荷トレーニング、柔軟体操・ストレッチに分けられ、バランスよく運動することが大切です。どうしても忘れがちなのが筋トレです。筋トレの効能を知り、効果的な方法を学びましょう。食育はカロリーバランスと蛋白(P)、脂質(F)、炭水化物(C)栄養バランスが大切です。PFCバランスの目標は2:2:6です。炭水化物が多めで蛋白不足の人が多いので、まずはここから是正しましょう。蛋白質を2割摂取するのは結構大変です。世の中には極端なことを言う人を時々見かけますが、極端なことよりバランスが重要です。

講師 米井 嘉一 (同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター 教授)


6/29(金)第3回糖化は老化 - 糖化度測定で自身を知ろう
近年、老化や慢性疾患を進める新たな要因として「糖化」が注目を浴びています。また健康・美容分野では抗糖化をキーワードにした製品が続々と発売されています。体の糖化は皮膚老化、糖尿病合併症、骨粗鬆症、認知症などの進展要因です。本講座では2011年に国内初の糖化研究専門機関として発足した「糖化ストレス研究センター」の成果をもとに、糖化の体への影響や最新の糖化対策について紹介します。また希望者には講座の前後の時間を使って、最新の測定機で体の糖化度を約1分間で測定します。体の糖化は避けがたい健康リスクのひとつです。自分自身の糖化度を知り、今日からできる糖化対策で老化や生活習慣病を予防しましょう!
※ 糖化度測定は14:30からと、講座終了後に会場で行います。詳細はお送りする受講票でご案内します。

講師 八木 雅之(同志社大学生命医科学部 糖化ストレス研究センター チェア・プロフェッサー 教授)


7/13(金)第4回老いない脳も食事次第
世界の人口はすでに70億人を超えたが、わが国では人口が減り続けており、すでに高齢化社会が到来している。2017年の時点では100歳以上の人口が6万人を超えたが、これに比例して認知症の割合も急増している。健康を保ちつつ老化し、自立した生活を送ることは難しいのだろうか。脳科学の知見から、知的機能を維持するには毎日の食事と適度な運動が大切なことが明らかになってきた。石浦分担の本講義では、認知症発症のメカニズムから最新の治療法までをおさらいするとともに、普段の食事がいかに脳機能の維持に重要なはたらきをしているかを学ぶ。また、賢い食事法についてもまとめる。

講師 石浦 章一(同志社大学生命医科学部 特別客員教授 東京大学名誉教授)


7/27(金)第5回寿命は遺伝子で決まっている?
アルツハイマー病のリスク因子としての遺伝子が大きな話題になっている。ある特定の遺伝子をもつとアルツハイマー病になるリスクが10倍以上になるとされ、生活習慣もそのリスクに大きく関わることが分かってきた。本講義では、遺伝子の基本についてわかりやすくまとめるとともに、遺伝子が規定している病気やそのなりやすさ、遺伝子の診断法、そして遺伝子によって過去の歴史までわかるというすばらしい研究の成果を紹介する。遺伝子は決して皆さんの運命を決めているのではないこともわかるだろう。

講師 石浦 章一(同志社大学生命医科学部 特別客員教授 東京大学名誉教授)


9/14(金)第6回抗酸化力で健康を手に入れることができる!?
私たちヒトを含め生物にとって酸素は必須である。酸素を使って生きている限り、私たちは常に酸化ストレスを受けている。酸化ストレスは様々な病気の発症や老化の進行に関係しているが、私たちの身体には優れた抗酸化システムが存在しており、酸化ストレスから身体を守っている。一方で、実は私たちは、身体の機能を維持するために酸化ストレスをうまく利用をしているのである。必要な酸化ストレスまでも消し去ってしまうことが病気を引きおこすことがわかってきた。本講では、酸化ストレスと抗酸化の健康への関わりについて功罪両面から解説し、抗酸化力アップで本当に健康を手に入れることができるのか考えてみたい。

講師 野口 範子(同志社大学生命医科学研究科 教授)


9/28(金)最終回セルフチェックで成果を確認しよう!
第1回で自分の弱点を知り、半年間にわたり老化の仕組みを学び、その対策を実践されたことと思います。セルフチェックでの成果はいかがでしたでしょうか?優秀な成績を残した人もいれば、成果が芳しくなかった方もいることでしょう。たとえ機能年齢が変わらなかったとしても悲観することはありません。半年間で0.5歳加齢するわけですから、機能年齢が維持できれば予防効果があったことになります。成績を他人と比べる必要はありません。アンチエイジングは自分との闘いです。一番良いことができないならば、二番目に良いことを実践してください。二番目がだめなら三番目をやること。決してあきらめないことが大切です。

講師 米井 嘉一 (同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター 教授)

備考

※資料: 当日講師より配布いたします

会場:同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室

【講座に関する注意事項】
○受講料のお支払い: 初回に受付でお支払いください。 受付でのお支払いは現金のみです。開講後もしくは振込み後は受講料の払い戻しはいたしません。

○開講のご案内: 開講可能になり次第、事務局から「受講票」をお送りします。受講票(ハガキ)は1講座1枚です。

○受講開始: 講座日には指定された教材がある場合は教材と受講票をご持参ください。受講票を講座受付にお出しください。出席印を 押印いたします。最終回まで保管をお願いします。全回出席の方には、最終回に「修了証」をお渡ししています。

○受講時の注意事項: 講義の録音、録画、講義中の写真撮影はご遠慮ください。録音は講師から許可があった場合のみ許可いたします。講義中 は携帯電話の電源を切っていただくか、マナーモードにしてください。

○休講・補講: 
1、講師の都合、天変地異、事故、交通機関ストライキ等によりやむを得ず休講する場合があります。その際に当初の日時 を変更する場合があります。
2、休講及び補講の連絡は事前に判明した場合は受講生に直接、または講義にてご連絡します。
3、突然の天変地異や事故などによって、当日判明した場合は、同志社大学HP、同志社東京HUBサイトに掲載し、メール にて直接お知らせします。

○受講キャンセル、 当日の欠席
1、お申込み後にキャンセルする場合は、同志社大学東京オフィスまでご連絡ください。電話、メールで承ります。
2、受講されている講座を欠席された場合、後日その日に配布された資料をお渡ししますのでお申し出ください。一部、欠席連絡を要する講座につきましては、講座初回にご案内します。

講師陣

名前 米井 嘉一
肩書き 同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター 教授
プロフィール 1958年 東京生まれ 慶応義塾大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了。日本鋼管病院内科、人間ドック脳ドック室部長などを歴任。2005年同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授2008年から現職 日本抗加齢医学会理事、日本人間ドック学会評議員 最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。
名前 八木 雅之
肩書き 同志社大学生命医科学部 糖化ストレス研究センター チェア・プロフェッサー 教授
プロフィール 京都府立大学大学院博士課程修了。糖化ストレス研究会理事。日本抗加齢医学会評議員。分析機器・試薬、機能性食品メーカーで20年間以上、糖化の検査方法や抗糖化食品の研究開発に従事した後、2011年より現職。現在、糖化の影響や抗糖化対策に関する研究、「糖化は老化」をキーワードにしたセミナー等の普及啓発活動を行っている。
名前 石浦 章一
肩書き 同志社大学生命医科学部 特別客員教授 東京大学名誉教授
プロフィール 東京大学・理学系大学院修了後、国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物学研究所、同・総合文化研究科を経て、現職に。理学博士。1950年、石川県生まれ。専門は分子認知科学、特にアルツハイマー病。「東大超人気講義」シリーズ、『老いない脳』をつくる(ワック/2017)など一般人向けの著書多数。
名前 野口 範子
肩書き 同志社大学生命医科学研究科 教授
プロフィール 京都生まれ。筑波大学卒業。医学博士。酸化ストレスによる生体の傷害と抗酸化防御システムを専門とし、アルツハイマー病などの神経変性疾患や、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の診断と治療および予防法の開発などを研究。共著に「ストレスの科学と健康」(共立出版)、「酸化ストレスマーカー」(学会出版センター)、「酸化ストレスの医学」(診断と治療社)など。
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